New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。
今回は2025年4月分のアップデートを抜粋してご紹介します。
[Pipeline Control] テレメトリーデータを柔軟に処理してデータの価値を最大化
テレメトリーデータをパイプライン処理し、柔軟にフィルタ・変換・加工することが可能になりました。パイプラインの処理はNew RelicのUI側だけでなく送信元で送る前に処理することも可能です。データのカスタマイズ性を向上し、データ利用価値の最大化とデータにかかるコストの最適化を両立することができます。
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[Compliance] NRQLでユーザーのログインとログオフイベントを照会
New Relic UIへのログインとログオフの履歴をNRQLで照会できるようになりました。username/passwordとSAMLのどちらの認証方式を利用してログインしたか識別可能です。
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[Browser] Session ReplayでクロスオリジンでCSSを取得可能に
Session ReplayでクロスオリジンでCSSを取得できるようになりました。これにより、Session Replay 中にCSSを取得できないことで発生する画面崩れや要素の表示ずれが発生しなくなり、実際に見ている画面と同じように閲覧できるようになります。
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[Alerts] 周期性を考慮したアラート設定が可能に
アラートで周期性パターンを考慮して異常値を検出できるようになりました。周期性パターンは時間、日次、週次単位で設定することができ、例えば平日のトラフィックのピークなど、シグナルの定期的な変動を考慮したアラートの設定ができます。
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[Service Level] Terraformコードでサービスレベルの設定を再利用
Service Levelの定義をTerraformコードとしてエクスポートできるようになりました。サービスレベルの定義の再利用性向上や、Infrastructure as Codeによる設定標準化を推進できます。
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[Query Builder] 画面の最下部からNRQLのクエリ実行がいつでも可能に
NRQLを使ってクエリ実行をするQuery your dataが画面最下部に常に表示されるようになりました。これにより、どの画面からでもNRQLを使えるようになり、シームレスにデータの確認が可能です。なお、これに伴い、All Capabilitiesとメインメニューからのアクセスは廃止になりました。
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