New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。
今回は2023年2月分のアップデートを抜粋してご紹介します。詳細やその他のアップデートは、New Relic アップデート紹介 (2023年2月) のスライドも是非ご覧ください。
[Change Tracking] 変更とその影響を追跡してリリースの迅速化と安定化を両立
デプロイや機能追加などの変更によって、サービスの性能劣化やエラーなどの品質問題に直面したことはないでしょうか?Change Trackingでアプリだけでなくインフラやクライアントなどスタック全体での変更をトラッキングすることで、変更による影響をNew Relicの画面上ですぐに把握することができます。
展開やその他の変更をキャプチャして分析する

[Service Level Management] サービスレベルを元にした3つのアラートを簡単設定
New Relicでは推奨するSLI/SLOをお使いいただくことで、簡単にSLI/SLOを用いたサービスレベルの管理を始めることができますが、この度さらにサービスレベルを元にした3つのタイプのアラートも簡単に設定できるようになりました。この3つのアラートを設定いただくことで、SLOを遵守できているかどうかはもちろん、エラーバジェットの残量低下や、急なエラーバジェットの消費も把握できます。
バーンレートやエラーバジェット、SLI達成に対するアラート設定が可能になりました

[APM] 分散トレーシングへのアクセス方法が多様化
分散トレーシングはシステム全体に渡るトレース情報を可視化する強力な機能ですが、この度、Errors InboxやLogs からも分散トレーシングにアクセスできるようになりました。少ない操作で分散トレーシングを表示することで、対象のトレースを見失わずに詳細な調査ができます。
Access distributed traces in context of errors inbox, APM errors, and logs

[CodeStream] Code Level MetricsをIDE上で確認
CodeStreamの機能であるCode Level Metricsが、PHPでもデフォルトで有効化されるようになりました。お使いのIDE上でアプリケーションのゴールデンメトリクス(レスポンス、スループット、エラー率)をメソッドレベルで直接確認することができます。
PHP agent v10.6.0.318

[APM] 重要なトランザクションを定義することで問題を早期に解決
ログイン処理や決済処理など、アプリケーションにおける重要な処理をキートランザクションとして定義することができるようになりました。キートランザクションとして定義することで、アプリケーション全体ではなくキートランザクション毎にパフォーマンス状況を個別のUIで可視化することができるので、重要な処理のパフォーマンスにフォーカスして問題を早期に特定することが可能です。
Guide to key transactions

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