New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしておりますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2022年11月分のアップデートを抜粋してご紹介します。詳細やその他のアップデートは、New Relic アップデート紹介 (2022年11月分) のスライドも是非ご覧ください。

[Browser] Core Web Vitalsの詳細分析が可能になりました

Browserの画面でサイト全体のCore Web Vitalsの数値を確認することは以前からできましたが、さらにページ毎に詳細な分析ができるようになりました。問題のあるページを即座に特定し、ドリルダウンして詳細分析して改善に繋げることができます。
Guide to monitoring core web vitals

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[Mobile] Cordovaアプリに対応しました

Cordovaアプリのエラーやパフォーマンスを計測するNew Relic Cordovaプラグインがリリースされました。当該プラグインを使用することでCordovaアプリへのモバイルエージェントを組み込みも簡単に行えます。
New Relic for Cordovaの紹介

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[Logs] ログのドロップルールがUIから簡単にできるようになりました

ドロップルールを定義することによりデータが永続化される前にルールに合致するデータを削除することができます。従来はAPI経由でのルール登録が必要でしたが、UIでログ検索した条件等に基づいて簡単にドロップルールを定義できるようになりました。
ドロップフィルタールールによるログデータのドロップ

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[Infrastructure] AWS App Runnerに対応しました

AWS App Runnerとの連携を強化しました。ビルトインのダッシュボードにより、AWS App Runnerのメトリクスやログを全て網羅して集約し、可視化できます。
New Relic adds App Runner integration

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[Dashboard] テンプレート変数でダッシュボードのフィルタができるようになりました

ダッシュボードをフィルタするためのテンプレート変数をあらかじめ定義しておくことで柔軟に、かつ効率的にダッシュボードのチャートをフィルタすることができるようになりました。これにより毎回ダッシュボードをフィルターする条件を入れることなく簡単にフィルターが行えるようになります。また、異なる属性名を持つデータを同じ値でフィルターしたり、特定のチャートだけフィルターするような柔軟な使い方も可能になります。
テンプレート変数: ダッシュボードを動的にフィルタリングする

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[Compliance] New Relicに取り込んだデータのリアルタイム配信が可能になりました

New Relicに取り込まれるデータをAmazon Kinesis Data Firehoseを使って別の場所にストリーミング配信できるようになりました。これによりコンプライアンス上長期保存が必要な場合や分析ツールでの活用などもできるようになります。なお、本機能を利用するためにはDataPlusプランのご契約が必要になります。
Streaming data export: Send your data to an AWS Kinesis Firehose

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[Organization] Organizationの切り替えが簡単になりました

New Relicと複数のご契約がある場合やNew Relicを利用している複数の組織と関わりがある場合など、ユーザーが複数の組織(Organization)に所属している場合のログイン先の切り替えが簡単になりました。画面上から所属している組織が一覧で確認でき、選択することで切り替えることが可能になります。
Users with multiple user records

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