
このブログはEnd-of-Life Product Updates - [July 2023 - September 2023]の抄訳記事です。
New Relic は、プラットフォーム全体で以下の機能のサポートを終了(EOL)、または廃止する予定です。以下にそれらの変更内容や変更の理由、時期、他のリソースへのリンクなどの追加情報を掲載しました。
2023年9月以降に実施される機能変更:
- Infrastructure UI の変更
- APM 旧Transaction ページ
- APM Externals クラシックページの UI
- Synthetics - Failures のUI
- Synthetics - Public SLA レポート
- APM Errors view
- 累積カウンターをゲージとして保存
2024年2月までに変更を実施:
各機能の詳細については、以下をご覧ください。
Infrastructure UI の変更
変更内容
- Infrastructure ページのClassic View は9月末までに廃止され、より良いユーザエクスペリエンスを提供する改良されたUIに置き換えられます
変更の理由
- 現在のInfrastructureページを必要とするプロジェクトが終了し、改善されたUIへの移行が可能になるためです。
変更による影響
- お客様は新しいインターフェイスでの作業に慣れる必要があります。Infrastructure Hosts ページの新しいビューは、クラシック・ビューが廃止される前に学習することができます。この2つのインターフェースの切り替えは、[切り替え方法についての情報]を元に実施することが可能です。
影響範囲
- すべてのインフラモニタリングのお客様が影響を受けます。
クラシックビューが廃止されるまでは、両方のUIを切り替えることができます。
変更日
- Classic View のEOLの目標日は2023年8月31日です。7月31日に新しいUIが全ユーザにおいてデフォルト設定されます(旧UIへのアクセスは可能です)。
資料
- Infrastructure hosts ページの新しい表示についての詳細は、ドキュメントをご覧ください。
APM 旧Transaction ページ
変更内容
- New Relic APMのオリジナルTransactions UIは、そのインターフェイスとNew Relic OneネイティブUIとの間に存在する重複を取り除くため、2023年9月以降廃止されます。
- 現在、2つのUIはほぼ同じです。最新の Transaction のUIを中心に統合することで、将来的に新機能をより一貫して追加できるようになります。
変更の理由
- 重複するUIを統合することで、混乱を減らし、より一貫性のあるユーザーインターフェースを実現します。
変更による影響
- 影響は最小限です。統合完了後にTransactionのインターフェイスにアクセスすると、現在のトグルの代わりに新しいUIが表示されます。
- 新しいUIはレイアウトが似ており、機能的にも同じです。
事前準備としてできること
- 切り替え前に新しいUIに慣れておくことをお勧めします。デザイン変更されたTransactionインターフェースを最大限に活用するためのヒントについては、以下の資料のリンクをご覧ください。
変更日
- 現在のオリジナルTransaction UIは、2023年9月末に廃止される予定です。
資料
APM Externals クラシックページの UI
変更内容
- New Relic APM の Externals Classic UIは、New Relic One ネイティブUIとの間に存在する重複を取り除くため、2023年9月以降廃止される予定です。
- 現在、2つのUIはほぼ同じです。最新のExternals のUIを中心に統合することで、将来的に新機能をより一貫して追加できるようになります。
変更の理由
- 重複するUIを統合することで、混乱を減らし、より一貫性のあるユーザーインターフェースを実現します。
変更による影響
- 影響は最小限です。統合完了後、次に(パーマリンクまたはUI経由で)Externals Classicにアクセスすると、新しいUIにリダイレクトされます。
- 新しいUIのExternals Classicへのリンクは削除されます。
- 新しいUIはレイアウトが似ており、機能的にも同じです。
事前準備としてできること
- 切り替え前に新しい UI に慣れておくことをお勧めします。デザイン変更されたインターフェイスを最大限に活用するためのヒントについては、以下の資料のリンクをご覧ください。
- 問題が発生した場合は、迅速な解決のため、サポートまでお知らせください。
変更日
- 現在のOriginal Externals UIは2023年9月末に廃止される予定です。
資料
Synthetics - Failures のUI
変更内容
- New Relic Synthetics UI には、選択した期間のモニタ障害を一覧表示する Failures ページがあります。この機能は、「Show failures only」チェックボックスを使用することで、Results UI でも重複して使用することができます。
- この重複のため、Failures UI は 2023 年 9 月末までに廃止される予定です。
変更の理由
- 重複するUIを統合することで、混乱を減らし、より一貫性のあるユーザーインターフェースを実現します。
変更による影響
- Synthetics 製品のユーザーで、失敗したチェックのリストを表示するためにFailures UI を使用している場合は、代わりにResult UI を使用する必要があります。
事前準備としてできること
- Result に移動し、Failures UI を使用する代わりに「Show failures only」チェックボックスを有効にしてください。
変更日
- 現在のUIは2023年9月末までに廃止される予定です。
資料
Synthetics - Public SLA レポート
変更内容
- 現在のSynthetics SLAレポートに、認証コントロールの改善が実施されています。サービスの共有メカニズムが改善され、Full platform userのみがSLAレポート全体にアクセスできるようになります。
- お客様は、レポートを共有するオプションは引き続きご利用いただけますが、ダッシュボードを作成する際には、弊社のドキュメントに記載されているクエリを使用し、埋め込みチャートリンクを使用することになります。
変更の理由
- 新しい共有メカニズムにより、お客様のアクセス制御が改善されます。
変更による影響
- これまで公開URLを使用してSLAレポートを共有していたお客様は、それらのレポートにアクセスできなくなります。
- お客様は、代替共有メカニズムを使用して情報を再共有する必要があります。
- 今回の機能改善により、お客様は以下のいずれかの方法でSLAレポートへのアクセスを制御できるようになります。
- SLAレポート全体へのアクセスを継続したい人のために、Full platform userを作成する。
- すべてのユーザーが利用できるダッシュボードを作成する。
- 埋め込みチャート・リンクを作成する。
事前準備としてできること
- Synthetics SLA レポートデータへのアクセスには、New Relic のFull platform userアカウントが必要になります。
変更日
- 現在の UI は 2023 年 9 月末に廃止される予定です。
資料
APM Errors view
変更内容
- レガシーのAPMエラーエクスペリエンスは、トグルで表示可能ですが、2023年9月30日に廃止されます。ユーザーは、再設計された New Relic UI の APM エラーエクスペリエンスを使用する必要があります。
変更の理由
- 重複するUIを統合することで、混乱を減らし、より一貫性のあるユーザーインターフェースを実現します。
事前準備としてできること
- 以下のエージェントよりも古いエージェントを使用しているユーザーは、エージェントをアップグレードする必要があります。
- Ruby = 3.14.0.305
- Php = 5.1.130
- .Net = 6.8.172.0
- Java = 3.21.0
- Python = 2.58.0.43
- Node = 1.24.0
- Go = 0.5.0
エージェントをアップグレードするには、ユーザは APM summary ページに移動し、recommendationセクションまでスクロールします。下の画像を参照してください。
9月以降、古いUIは表示されませんが、エラーイベントは表示されます。
変更日
- 2023年9月末以降です。
累積カウンターをゲージとして保存
変更内容
- New Relic は、2023年10月22日より、累積カウンタをゲージとして保存するサポートを終了し、'cumulativeCount' という独自のデータ型に置き換える予定です
変更の理由
- 累積カウンタ・データ型を使用することで、より簡単に累積値にアクセスできるようになります。
- お客様は、ゲージを使用する代わりに、cumulativeCountデータ型のクエリに移行する必要があります。
変更による影響
- これまでのクエリを使用している既存のクエリ/アラート/ダッシュボードでは、 cumulativeCount クエリ・に切り替えるまで、正しくない/無効なデータが表示される可能性があります。
事前準備としてできること
- 必要なアクションは、2023年10月22日より前に、累積カウンターをゲージとしてクエリする既存のクエリ/ダッシュボード/アラートを、代わりにcumulativeCountをクエリするように少し修正することだけです。移行を容易にするために、こちらの投稿をご参照ください。
- お客様ご自身で変更できない場合は、アカウントチームを通じてMetricsチームにご連絡いただくか、変更方法に関するドキュメントをご参照ください。
- ゲージのメトリックタイプについては、こちらをご覧ください。
変更日
- 2023年10月22日です。
資料
- 必要なクエリの変更方法については、こちらをご覧ください。
- 累積合計メトリクスがCumulative Countタイプとして扱えるようになりました
Synthetics - muted monitor ステータス
変更内容
- Syntheticsモニターのアラートにミュートステータスがなくなります。サポートされるステータスは有効または無効のみです。ミュートステータスは、2024年2月29日までに廃止されます。
変更の理由
- Syntheticsモニターには現在、有効、無効、ミュートの3つのステータスがあります。
- ミュートモニタのステータスはレガシーな設定であり、単一ロケーションの障害に対してのみ通知をミュートしますが、複数ロケーションの障害および New Relic Query Language (NRQL) アラートに対してはミュートしません。
- このため、ミュートが一部の条件のみに適用されることを知らない可能性があるため、お客様に混乱が生じます。
- 代わりに、ミュートモニタのステータスの後に導入されたプラットフォーム全体の機能を使用する必要があります。詳細については、このドキュメントを参照してください。
変更による影響
- ミュートされたSyntheticsモニターは、EOLの時点で「有効」に変更されます。
- お客様は、Syntheticsモニターの実行を停止するために、通知を防止するミュートルールまたはモニターダウンタイム設定を使用する必要があります。
- ミュートモニタをミュートルールまたはモニタダウンタイム構成に変換しないと、EOL後に不要な通知が送信される可能性があります。
事前準備としてできること
- ミュートが無効になった直後にアラート通知が送信される可能性があることに注意してください。
- Entity Explorer の monitorStatus = Muted フィルタを使用するか、SyntheticCheck イベントの isMuted 属性をチェックして、アカウントでミュートされているSyntheticsモニターを見つけます。
- モニターをミュートすべきかどうかを評価してください。そうでない場合は、ミュートチェックボックスを外します。必要であれば更新を行うか、モニターが不要になれば無効に変更してください。
- ミュートが一時的に発生している場合は、代わりにミュートルールまたはモニターのダウンタイムを使用してください。
- プログラムでミュートステータスを設定する既存のオートメーションを更新します。代わりにミューティングルール(APIが利用可能)またはダウンタイムのモニターを使用してください。
変更日
- ミュートモニタのステータスを削除する目標データは、2024年2月末です。
- この移行にサポートが必要なお客様は、EOL 日より前に New Relic サポートにお問い合わせください。
The views expressed on this blog are those of the author and do not necessarily reflect the views of New Relic. Any solutions offered by the author are environment-specific and not part of the commercial solutions or support offered by New Relic. Please join us exclusively at the Explorers Hub (discuss.newrelic.com) for questions and support related to this blog post. This blog may contain links to content on third-party sites. By providing such links, New Relic does not adopt, guarantee, approve or endorse the information, views or products available on such sites.