New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2026年2月分のアップデートを抜粋してご紹介します。

[SRE Agent] 障害調査の自律自動化と即時復旧を実現

AIエージェントがテレメトリデータへアクセスし、障害調査の自律自動化と即時復旧を実現するSRE AgentのPublic Previewが開始しました。自然言語による対話で根本原因の特定から修正案の提示までを数分で完了。インシデントレポートも自動生成されるため、事後分析の工数を大幅に削減し、再発防止策へ専念できます。
公式ドキュメント
 

[No Code Parsing] ログを自動解析して素早く検索・解析

抽出したいテキストを選択するだけで、複雑な正規表現を使わずに解析ルールを自動作成できるNo Code ParsingのPublic Previewが開始されました。ノーコードで誰でも簡単にログを構造化できるため、試行錯誤の時間をゼロにし、トラブルシューティングやデータ分析を即座に開始することが可能です。
公式ドキュメント
 

[Notebooks] データ分析と手順書を統合する次世代ドキュメント

NotebooksのPublic Previewが開始されました。熟練エンジニアの知見を標準化し、誰もが同じ手順で背景を理解しながら分析を進められます。ナレッジの属人化を防ぎ、組織全体で再現性の高い迅速な意思決定と問題解決を実現します。
公式ドキュメント

[Homepage] 探す時間をゼロに。見たい情報だけ集約

日々の運用に重要なサービスとデータのみを集約した専用ビューを作成できるHomepageのPublic Previewが開始されました。関連アラートやデプロイ履歴、重要なチャートを1画面で時系列に把握できるため、情報の探索時間をゼロにし、認知負荷を大幅に削減して本来の業務に集中できます。
公式ドキュメント

[Workflow Automation] 運用フローの自動化により運用のトイルを削減

複雑な運用タスクや障害対応をノーコードで自動化し、人手による「トイル」を削減できるWorkflow AutomationでAzure連携を新たにサポート開始しました。外部ツールや承認プロセスも組み込めるため、安全かつ柔軟な運用フローの構築が可能です。
公式ドキュメント

[User Management] ログイン認証がメールによる多要素認証(MFA)に対応

ID・パスワードに「メール認証」を加えることで、専用アプリ不要で強固なセキュリティを実現します。届いたリンクをクリックするだけで即座にログインできるため、ユーザーの利便性を損なうことなく、組織全体のセキュリティレベルを容易に底上げできます。

公式ドキュメント

[Pipeline Control] Gateway に新しいデータの処理機能が追加

Pipeline ControlのGatewayでテレメトリーデータを送信前にサンプリングやフィルタ、データの変換ができるようになりました。ノイズの排除とデータコストの適正化を両立。必要なデータのみを抽出することで、分析効率の最大化を実現します。また、YAMLの記述不要で直感的にデータ処理のルールを管理できるようになりました。

What's new

[APM] 分散トレーシングのレートサンプリング対応エージェント追加

分散トレーシングが従来の固定型に加え、指定した割合でデータを収集するレート指定型サンプリングに対応しました。高負荷時でも統計的に信頼できるトランザクション量を確保できます。既存の.NET、Node.jsに加え、Pythonエージェントも新たにサポートし、より多様な環境で利用可能になりました。

公式ドキュメント

[Infra NRDOT] OpenTelemetryによるインフラ監視の統合がより快適に

従来のインフラ監視と同等のUIと情報量を維持したままスムーズにOpenTelemetryによるインフラ監視に移行が可能できるようになりました。また、データ最適化機能によりデータ収集コストを適正化できるようになっています。

公式ドキュメント

[Dashboards] ダッシュボードの表示の柔軟性が劇的に向上

変数間の親子関係設定や、チャート名への変数埋め込みにより、ダッシュボードの柔軟性が劇的に向上しました。膨大な選択肢から必要な項目を迷わず抽出でき、現在どの環境を閲覧中か一目で判別可能。複雑なデータの絞り込みと可視化を極めて効率化します。

公式ドキュメント

[Infrastructure] OTel標準Elasticsearchを統合監視可能に

業界標準のOpenTelemetry Collectorを利用したElasticsearchの統合監視を開始しました。クラスターの健全性や検索性能を特定ベンダーに依存せず可視化できます。従来のインフラエージェント経由の監視も選択でき、既存環境に合わせた柔軟な統合が可能です。

公式ドキュメント

各種アップデートは以下の公式ページでも発信しておりますのでRSSフィードを購読してみてください。