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はじめに

New Relic のクエリビルダやダッシュボードでは、データを人間が見やすいように UI が自動的に判別し、人間が理解しやすいデータ形式に変換する機能が備わっています。例えば、タイムスタンプ(ミリ秒の数値データ)を自動的に検知し、日時の形式(YYYY-MM-DD HH:MM:SS)に変換して表示する、という動作がその一例です。

しかし、システムの要件やデータの利用目的によっては、この自動変換が不都合となる場合があります。本ブログ記事では、UI によるデータ形式の自動変換を回避し、クエリビルダやダッシュボード上で意図したデータ形式を強制的に指定する手順について解説します。

ユースケース

例えば、以下のように、クエリビルダ上で aggregationendtime() 関数を利用して集計期間の終了日時を表示させている状況を想定します。

FROM DummySample SELECT 12345, aggregationendtime()

aggregationendtime() 関数自体は集計期間の終了日時を数値であるタイムスタンプ(エポックミリ秒)で返却しますが、UI はこのタイムスタンプを検知し、自動的に日時データに変換します。

この自動変換は画面を確認する上では便利な機能ですが、データを CSV としてエクスポートして後続のスクリプト処理などに通したい場合など、日時形式への変換が不都合になる(生の数値データとして扱いたい)ケースがあります。現在の UI の動作上、エクスポートされた CSV ファイルに含まれるデータは UI 上で表示されているデータと一致することが期待されるため、UI 上で表示されるデータ形式の制御方法を理解することで運用の柔軟性が向上します。

解決

本項目では、クエリビルダ、ダッシュボード、それぞれの機能においてデータ形式を指定する手順を記載します。

クエリビルダ

(1) クエリビルダでは、まず "Customize" ボタンをクリックします。

Click on the "Customize" button

(2) 表示された "Chart customization" のメニューから、"Data format" の項目右の "+" をクリックします。

Click on the plus button of the "Data Format" menu

(3) 表示されたメニューから対象となるカラム(今回は aggregationendtime) をクリックします。

Click on the data field name you would like to modify its data format

(4) 表示されたメニューから Type の項目をご希望の形式に変更します。例えば、数値での表示をご要望であれば "Number" を選択します

Click on the desired data type name

(5) 希望した形式でデータが表示されていることを確認します。

Confirm the data is displayed with the selected data format

ダッシュボード

(1) ウィジェット右上のメニューから "Edit" を選択します。

Click on the "Edit" in the dashboard widget menu

(2) Chart のカスタマイズメニューが開くので、以降は "クエリビルダ" の項目中 (2) 以降の手順に従います。