New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。
今回は2025年12月分のアップデートを抜粋してご紹介します。
[New Relic MCP] AIエージェントからテレメトリデータを参照、分析可能に
AIエージェントを備えたツールからテレメトリデータやAI機能へ直接アクセスできるNew Relic MCPのPublic Previewが開始しました。自然言語による対話で、エラーの発生状況や原因分析、インシデントレポートの生成など新たな洞察を得ることも出来ます。
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[Scorecards] サービスやチームの健全性をスコア化して改善を促進
サービス品質やチームのパフォーマンス、運用監視設計を客観的に数値化したり、推奨設定への適合率を可視化することができるようになりました。データに基づく定量評価によって、改善の優先順位を即座に特定し、組織の改善を促進できます。
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[Teams] サービスとチームを紐づけ、責任の所在と健全性を一元管理
サービスやアラートなど、チームが見るべき情報を一箇所に集約できるようになり、チームが守るべき領域とステータスが一目でわかり、よりプロアクティブな改善が可能になりました。
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[Maps] サービスとチームを紐付けて、所有者特定と問題解決を迅速化
チームや環境単位でマップをグループ化できるようになり、システムの構成要素をチームと紐づけて把握でき所有者と健全性が一目瞭然になるため、トラブル時の対応を効率化できます。
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[Transaction 360] トランザクション中心の全方位分析により問題解決を効率化
トランザクションを起点に関連する全サービス、インフラの健全性と 依存関係、ユーザー影響を自動集約して可視化できるようになりました。個別トレースの点での調査ではなく、問題を『面』で捉え、分析を効率化できます。
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[APM] 分散トレーシングのレートサンプリングをサポート
分間トレースサンプリング設定にレート指定型を追加され、1分間のサンプリング率を指定できるようになりました。これにより、統計的に信頼できるデータを収集できます。
[Browser] ユーザーの「イライラ」を可視化し、顧客離れを未然に防止可能に
これまで見えなかったユーザーのフラストレーションを確認できるようになり、ユーザーの行動シグナルから「使いにくさ」を特定できるようになりました。これまで以上に問題の原因をプロアクティブに把握して、顧客満足度の向上に繋げていけます。
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[Browser] ログの種類毎に収集設定を個別制御可能に
コンソールログとカスタムログの収集設定が独立し、サンプリングレートやログレベルを個別に制御可能になりました。必要なログだけ収集し、コストと観測性のバランスを最適化できます。
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[APM] アプリケーションの変更不要で観測が可能に
カーネルレベルで動作し、アプリやインフラを観測可能なeAPMが一般公開されました。アプリケーションの変更や再起動が不要のため、即座に導入可能です。また、TCPレベルの再送やDNSエラーなどネットワークレイヤーのメトリクスをアプリのデータと紐づけて分析、切り分けが可能です。
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[Feature Control] 新機能へのアクセスをアカウント毎に制御可能に
管理者がAdvanced Computeの各種新機能の有効・無効化を切り替えできるようになりました。アカウント毎に制御できるため、段階的に新機能の利用導入を促進できます。
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[Data Management] データ取り込み量の予算管理が可能に
計画的にデータ取り込み量の予算管理が可能になり、予め設定した予算の閾値を超えたら通知を受け取り、効率よくデータ取り込みを最適化できるようになりました。アカウント単位で予算管理することで、使用率の高いアカウントやチームを迅速に特定できます。
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[Metrics & Events] システム構成やステータスをクエリ可能に
エンティティのステータスや依存関係をNRQLでクエリ可能になり、アプリケーションとホストの関係性や、エンティティのステータス変化をクエリを通じて容易に追跡できるようになりました。また、MCPサーバーなどAIツールから直接テレメトリデータを取得する際に依存関係を含めた分析ができます。
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