New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。
今回は2025年11月分のアップデートを抜粋してご紹介します。
[Mobile] Session Replayでユーザー操作を可視化
MobileのSession ReplayのPublic Previewが開始され、アプリケーションのクラッシュやエラー発生時の操作を視覚的に再現できるようになりました。事象を再現する手間が不要になり、デバッグと修正を高速化できます。
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[Alerts] 異常なログを契機としたアラート分析を自動化
異常なログをアラートで通知するだけでなく、周辺ログから状況や原因分析を自動で解析、アラートと一緒に確認できるPublic Previewが開始になりました。ログ解析にかかる時間を削減したり、AIによる分析により新たな洞察を得ることができます。
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[Alerts] 集団から逸脱する異常動作を能動的に検出
同じ動作が期待される集団から異常な動作を自動でアラートとして識別できるようになる機能のPublic Previewが開始しました。特定ホストや特定アプリケーションだけ挙動が異なる状態を迅速に検知できるようになります。
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[Browser] ユーザー同意後のデータ収集が可能に
同意モードを使用することで、ユーザー同意後のみBrowserエージェントがデータを収集することができるようになりました。GDPRやCCPAなど海外の法規制へ対応ができます。
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[Browser] Session Replayを一部期間にクリップし共有可能に
Session Replayを限定した時間に絞って共有できるようになりました。確認が必要な箇所に的を絞り確認することで、これまで以上に迅速に問題解決ができるようになります。
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