New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。
今回は2025年9月分のアップデートを抜粋してご紹介します。
[SAP] SAP向けオブザーバビリティソリューション
自社製アドオンとして業界唯一のSAP社認定アドオンをSAPに導入することで、SAPと非SAPシステムのデータを集約、インフラからアプリケーション、ビジネスプロセスまで横断的に状況を把握できます。業界唯一のエージェントレスアーキテクチャを採用しており、迅速にSAPの主要なメトリクスの監視を開始できます。
公式ドキュメント
[APM] APMエージェントのMCPの計装が拡大
Pythonに続き、Node.js がMCPの計装をサポートするようになりました。MCPリクエストの呼び出しライフサイクルを自動的に計装することで即時的なトレースの可視化が可能になり、特定のプロンプトに対するMCPの最適化を実現できます。
Release notes(Python)
Release notes(Node.js)
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[APM] トレースフラグでサンプリング処理を調整して断片化を低減
PHP、Python、GoのAPMエージェントもW3C sampling flagに対応しました。トレースフラグを設定することで、OpenTelemetryで計装されたサービスとNew Relicで計装されたサービス間での断片化を低減できます。
公式ドキュメント(PHP)
公式ドキュメント(Python)
公式ドキュメント(Go)
[Fleet Control] オブザーバビリティの設定を集中管理
Fleet ControlがGAになり、Kubernetesにおいて、エージェントのライフサイクルを管理する機能を用いてエージェントのインストールからアップグレードまでNew Relicの管理画面で集中管理できるようになりました。設定を一元管理することで運用負荷の軽減できます。
公式ドキュメント
各種アップデートは以下の公式ページでも発信しておりますのでRSSフィードを購読してみてください。
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