当社のミッションは、ソフトウェアライフサイクルのどの段階においても、あらゆるエンジニアが、意見ではなくデータに基づいたベストな業務を行えるように支援することです。このミッションを加速させるため、当社製品はすでに業界をリードし、利用量ベースで価格を設定していますが、そこに加えた主な改善点を説明します:

  • すべての開発者向けに設計された新規コアユーザータイプは、エラー受信箱を介したエラートラッキング、およびNew Relic Codestreamインテグレーション、強化されたログ管理機能、New Relic Oneカスタムアプリケーション、アラート、ダッシュボード、ならびにクエリへのアクセス付きで月額49米ドルからお求めいただけます。
  • フルプラットフォームユーザーの機能が向上し、能動的異常検知およびインシデントインテリジェンスが搭載されたAIOpsが無料で利用できます。
  • 自動ユーザー管理機能が拡張され、すべてのNew Relic One Proエディションのお客様までが、Okta、OneLogin、Azure Active Directory、またSystem for Cross-Domain Identity Management(SCIM)基準をサポートしているアイデンティティ・プロバイダ(IDP)により、大規模にユーザーを管理できます。

新規コアユーザーが、すべての開発者向けにテレメトリデータを解放

スプリントプランニングを優先するか、問題のトラブルシューティングを支援するかに関わらず、開発者は、自身が書いたコードに関連するテレメトリデータに対してより詳細なアクセスを求める傾向が強まっています。開発および運用チーム間で共有されるのオブザーバビリティツールおよびテレメトリデータがない場合、エンジニアの組織は、コミュニケーションの分断、根本原因に関する困惑、解決までの正味時間の長期化(MTTR)がしばしば見られ、開発チームが課題の解決に集中する他方で新機能の構築をするため、商品化までの速度が遅くなりました。

この問題に対処するため、当社は、これまで以上に開発者が、コードのパフォーマンスをより良く理解し、開発者のIDEから直接協働および業務の優先順位付けを行い、そしてスタックトレース、ログ、アラートなどの関連エラー情報にアクセスできるように、新規コアユーザータイプを作成しました。

新規コアユーザーは、エンジニアチームのすべての開発者に対して、以下のことを可能にします:

  • New Relic CodeStreamインテグレーションを通じて、開発者自身のIDE内で、開発環境や事前環境から直接テレメトリデータにアクセスする機能により、コードパフォーマンスと機能のプランニングを最適化。
  • New Relic Oneのエラートラッキングから、IDE内の関連するコードブロックへのダイレクトパスを利用することにより、DevOps、サイト信頼性エンジニア(SRE)、および運用エンジニアが協働。
  • 問題を解決し、コードパフォーマンスを改善するログデータ内のパターンと異常値を検知。
  • New Relic One内のカスタムアプリケーションを構築および稼働させ、パフォーマンスのインサイトを表出させ、クラウドのコストを最適化するなど。 
  • 新規開発者を、オブザーバビリティのベストプラクティスおよびメトリクスについて共有されたベースラインについてオリエンテーション。

最も優れた点は、これらすべてが、コアユーザー1人あたり月額49米ドルからという手頃で計画が立てやすい価格設定でご利用いただけます。

コアユーザーが一般的なエラー追跡シナリオを通じてNew Relic OneやIDEで何ができるかについて、詳しくは、Nerd Byteの動画をご覧ください

 

エラーからIDEへ:コアユーザーは、構築した場所でデバッグが可能。

エンジニア組織全体向けにアクセスを提供する3つのユーザータイプ

2020年7月、当社は、アプリケーションやインフラストラクチャ、Web、モバイル、ネットワークなどの技術スタック全体を監視する統合プラットフォーム、New Relic Oneを立ち上げました。各機能を、オプションのように個別のSKUとして機能ごとに価格を設定するのではなく、当社は業界初となる利用量ベースの価格設定モデルを導入しました。

現在、お客様のすべてのメトリクス、イベント、ログ、およびトレース(すべてのアカウントで月100GB無料)に対して、$0.35/GB米ドルである一方、当社は、これまで以上に多くのエンジニアが、テレメトリデータにアクセスし、自身のアプリケーションやシステムのパフォーマンスに関して理解できるように、3つのユーザータイプを提供しています:

  • ベーシックユーザー には、フルプラットフォームユーザーまたはコアユーザーアカウントを含みませんが、共有ダッシュボードを通じてアプリケーションやシステムパフォーマンスのメトリクスを確認したい、またはアラートで何が起こったのか理解したいエンジニア、プロダクトマネージャー、エグゼクティブにとって理想的です。当社のベーシックユーザーは無料で、すべてのエディションに含まれています。
  • コアユーザーは、自身のIDE、Errors Inbox、強化されたログ管理機能、New Relic Oneカスタムアプリケーションなどのテレメトリデータにアクセスできます。コアユーザーは、本番環境および本番以前の環境でのコードのパフォーマンスに可視性が欲しい開発者や、DevOpsおよびSREチームと共同で問題に取り組むことのある開発者にとって理想的です。
  • フルプラットフォームユーザー (旧名フルユーザー)は、New Relic Oneの全機能にアクセスできるため、ユーザーは、分散トレーシングを利用したアプリケーションのパフォーマンス監視(APM)、Pixieを利用したインフラストラクチャ監視、ブラウザ監視、モバイル監視、複合監視など、スタック全体の監視、デバッグ、改善ができます。フルプラットフォームユーザーは、アップタイムの維持と本番環境の可用性にフォーカスしたエンジニアにとって理想的です。

New Relic Oneの強化された3つのユーザータイプの比較。

フルプラットフォームユーザーは、AIOpsの実装によりさらに高い価値を享受します

2021年、当社はNew Relic One全体に応用知能を埋め込みました。これにより、異常な変更を即座に検知し、アラートノイズを削減し、迅速に根本原因を突き止め、インシデントに迅速に対応することが容易になります。

また、先日、New Relic Oneの全フルプラットフォームユーザーに応用知能を無償化しました。これによりエンジニアはApplied Intelliegence(AI) を利用して、以前よりも迅速かつ簡単に問題を検出、診断、軽減できます。

New Relic Oneのフルプラットフォームユーザーが無料で使用できる、インシデント知能や能動的検知の設定など、AIOps機能の詳細については、こちらをご覧ください。

 

フルプラットフォームユーザーは、新たに実装されたAIOpsによって、さらに迅速に問題を特定し、解決できます。

改善した管理機能で、ユーザーを動的管理

以前はNew Relic One Enterpriseエディションのお客様のみ利用可能でしたが、現在、Proエディションをご利用のすべてのお客様も、Okta、OneLogin、Azure Active Directory、またはSCIM基準をサポートするIDP向けの自動ユーザー管理を通じて、ユーザーを動的かつ大規模に管理することができるようになりました。アイデンティティとアクセス管理を統合し、貴社のIDPから直接New Relicユーザーをインポート、更新、および無効化することにより、手動管理の手間を減らします。

年間資金プールオプションを選択されたNew Relic One ProおよびEnterpriseエディションのお客様は、12ヶ月間で2回のみ、フルプラットフォームユーザーをベーシックユーザーに変更できることにご注意ください。

貴社のIDPから直接ユーザー管理を始めるには、マニュアルに従い、貴社のアカウント向けの自動ユーザー管理を設定してください。

現在では、すべてのNew Relic One Proエディションのお客様が、SCIM基準をサポートするIDPと接続し、ユーザーを大規模に管理することが可能です。

New Relicコアユーザーの始め方

始め方はシンプルです。

全ての新規のお客様は、よりシンプルな価格設定のコアユーザーをご利用いただけます。ご登録いただくだけで、コアユーザーオプションが自動的に利用可能となります。

既にNew Relicをお使いで、アカウントにコアユーザーを追加されたい場合は、New Relic Oneの計画管理UIで数クリックするだけでコアユーザーを有効化できます。管理者グループ内で請求ユーザーロールを持つユーザーのみが、New Relic Oneの計画管理セクションを閲覧できることにご注意ください。

計画管理UIで数クリックするだけで、New Relic Oneのコアユーザーを利用できます。