New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2025年6月分のアップデートを抜粋してご紹介します。

[New Relic AI] オブザーバビリティAIアシスタントがGAになりました

オブザーバビリティAIアシスタントして活用できるNew Relic AI がGAになりました。問題の発見、トラブルシューティング、テレメトリデータの調査で活用したり、ドキュメントの検索、チケットのステータス確認、Syntheticのモニター作成など、業務の効率化にも活用可能です。
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[APM] APMエージェントがMCPの計装をサポート

Python agentがMCP Python SDKとFastMCPの計装をサポートするようになりました。MCPリクエストの呼び出しライフサイクルを自動的に計装することで即時的なトレースの可視化が可能になり、特定のプロンプトに対するMCPの最適化を実現できます。
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[Browser] 機能強化したSession Replayでより早い問題解決

Session Replayでより素早く、より詳細に問題の特定・解析をできるようになりました。操作中、もしくは、操作直後のアクティブなセッションを確認できるようになったり、詳細画面で問題のあるLCPやINP、Javascriptのエラーがタイムラインスライダーにアイコンとして表示されるようになり、問題箇所をより視覚的に把握しやすくなりました。
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[APM] APMエージェントでAzure Function Appsのサポートを追加

Azure Function Apps にAPMエージェントを簡単に計装できるようになり、Azure Function Appsで実行されるアプリケーションのパフォーマンスと健全性を把握できるようになりました。 
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[Mobile] リクエストエラーのグループ化が強化され全体像の把握が容易に

モバイルのリクエストエラーのグループ化が強化され、より正確なエラーのグループ化により、エラーの全体像把握とトリアージが容易にできるようになりました。APIエンドポイントとリソースURLを明確に区別することが可能になっただけでなく、リソースURL内のファイル名や数字がプレースホルダーで集約され、エラー発生のパターンを識別する能力が向上しました。 
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