New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2024年5月分のアップデートを抜粋してご紹介します。

[Security] 脆弱性管理機能の大幅アップデート

Vulnerability Managementで、CVSSに加えてEPSS(エクスプロイト予測スコアリングシステム)やランサムウェア悪用の傾向も考慮して、脆弱性対応の優先付けをできるようになりました。また、脆弱性管理をより実践的に活用いただくために、検出されていてもすぐに対応が不要な脆弱性に関しては無視する設定ができるようになっています。その他、役割毎に参照・編集権限を設定することで、必要なユーザーにのみ権限を付与できるようになりました。

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[Logs] ログを調査する際にアドホックに解析/抽出

ログのUI上でログの文字列を選択して、一時的にログの解析ルールして、ログから属性を抽出できるようになりました。複雑な正規表現やGrokパターンを記述することなく、UI上で直接ログを解析できます。解析時に作成されるNRQLクエリはコピーできるので、ダッシュボード等で同じ条件で解析したいときに再利用いただけます。


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[Query Builder] タブが利用可能に

Query Builderでタブが利用できるようになりました。ブラウザでタブを切り替えることなく、複数のNRQLクエリを使い分けることができ、効率的に調査ができるようになります。また、クエリキャッシュ機能が改善され、これまで以上に高速なクエリの切り替えができるようになりました。

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