New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2024年4月分のアップデートを抜粋してご紹介します。

[Mobile] クラッシュに至るまでのユーザー操作を分岐を含めて可視化

モバイルアプリケーションがクラッシュに至るまでのユーザー操作を俯瞰的に把握できるようになりました。クラッシュに至るまでのユーザーの操作経路を視覚的に把握し、端末情報やアプリケーションのバージョンなどの属性情報と組みあせて、詳細情報に容易にドリルダウンしてクラッシュの原因を特定できます。

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[Dashboard] LineとTableチャートで直感的に問題を発見

LineとTableチャートで重要度にあわせた閾値を設定できるようになりました。SLOやアラートの静的閾値などの閾値を視覚化したり、Tableチャートのセルを重要度に応じて配色を変えることで、直感的に問題発生を把握しやすいダッシュボードを作成することができます。

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[Browser] Core Web Vitalsの指標変更に伴いINPをサポート

Core Web VitalsのFID(First Input Delay)の後継指標となるINP(Interaction to Next Paint)が登場したことに伴い、New Relic BrowserでもINPのサポートを開始しました。INPは、FIDで確認できた初回操作の入力からイベントハンドラの開始までの測定ではなく、入力からイベントハンドラの実行を経て次の画面を描画するまでを測定するため、全体的なページ操作の応答性を測ることができます。

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[Mobile] クロスプラットフォームのサポート状況

New Relic MobileがUnreal Engineの対応を開始しました。iOS/AndroidのUnreal Engine アプリケーションでもアプリケーションを利用しているユーザーの操作やクラッシュの原因特定など迅速に把握できるようになります。

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[Logs] ANSIカラーによるログの色分けに対応

ログUIで表示されるレコードが色分けされるようになりました。ANSIカラーコードが付加されたログが取り込まれた場合、自動的に指定された色で表示され、カラーコードで強調された文字列を把握しやすくなりました。

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