New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2024年3月分のアップデートを抜粋してご紹介します。

[APM] PHPエージェント大幅機能アップデート

PHPエージェントがVulnerability Managementに対応し、利用しているライブラリの脆弱性を検出できるようになり、危険度に応じて優先付けして脆弱性対応ができるようになりました。また、PHP8.0以降のJITコンパイル環境に軽装して、アプリケーションのボトルネックやエラーを特定できるようになりました。

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[Mobile] オフラインストレージでデータロストを最小限に

一時的にモバイル回線に通じない場合でも、オフラインでモバイルアプリケーションの計装データを収集することで、データロストを最小限に抑えることができるようになりました。オンラインに復旧後にモバイルエージェントがデータを自動送信するため、再送処理の考慮が不要です。

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[APM] LLMを使ったAIアプリのパフォーマンスを観測 する機能を一般提供開始

APMを軽装したアプリケーションが呼び出しているLLM(大規模言語モデル)のモデル毎の利用状況やパフォーマンスなどを計測し、AIアプリケーションで発生した問題を迅速に特定することができます。一般的なLLMやベクトルデータストアなど50種類以上の統合が可能です。

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[Errors Inbox] OpenTelemetryで計装した場合でもエラー分析が簡単に

OpenTelemetryで軽装した場合もErros InboxでGroup Errosを使えるようになり、ユーザーIDなど任意のカスタム属性でグループ化することで、エラーの分析や発生の傾向を容易に把握できるようになりました。エラーを迅速に把握し、対処することでMTTRの短縮に繋がります。

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