New RelicがSAP®ソリューション向けのエージェントレス・モニタリングを提供開始
稼働中のSAPインフラ、アプリ、ビジネスプロセスに、エージェントのインストールや設定、 複数ツール間の切替無しで、業界最高のオブザーバビリティを実現
※本リリースは、2022年7月20日(現地時間)に米国カリフォルニア州サンフランシスコで発表されたプレスリリースの抄訳版です。
デジタルビジネスに可観測性プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小西 真一朗、以下「New Relic」)は、SAPシステム上で重要なビジネスプロセスを実行する企業のために、エージェントレスな形で提供される業界初のネイティブ・オブザーバビリティ・ソリューションである New Relic Monitoring for SAPⓇSolutions の一般提供の開始を発表しました。
世界の最大手企業100社のうち99社が、発注書や仕入先請求書の処理から財務および給与計算の実行に至るまで、様々なビジネス機能を加速するためにSAPを利用しています。重要なビジネスプロセスに問題が発生した場合、組織の収益や顧客に製品、サービスを提供する能力に深刻な影響を受けることは避けられません。しかし、組織のテクノロジースタック全体に導入された複雑なSAPアプリケーションの全容を把握するのは困難なため、これまではビジネスプロセスの予期しない問題に備えることができずにいました。
本ソリューションは、ITチームが既存のSAPデータソースを活用し、必要なすべてのテレメトリデータにアクセスしてビジネスオペレーションをより適切にサポートすることを可能にします。また、SAPプロダクションサーバーにとって煩わしいモニタリングエージェントのインストールや、サードパーティのコネクタへの依存も不要となります。
New Relicは、すべてのテレメトリを1カ所に統合することで、SAPとSAP以外のシステム異常を検知しアラートを出すことに加え、ダッシュボードやトレース、マップを即座に可視化することが可能です。本ソリューションにより、SAPを利用するチームは、組織の収益や重要なサービスを提供する能力に影響を与える可能性がある課題について、より迅速に根本原因を分析し解決できるようになります。
SoftwareONEのアジア太平洋および日本におけるソフトウェア&クラウド担当ディレクターであるシュリ・プラカシュ氏は次のように述べています。
「New Relic の戦略的パートナーである当社は、当社の顧客基盤にとって SAP がいかにミッションクリティカルであるかを理解しています。New Relic Monitoring for SAP Solutions の提供開始を私たちが喜ばしく思っているのはそのためです。SoftwareONE は、お客様が SAP アプリケーションをパブリッククラウドに移行するのを支援し、New Relic Monitoring for SAP Solutions は、SAP システムのパフォーマンスと全体的な健全性に必要とされている可視性を実現し、クラウドへの円滑な移行を確実に成功させます」
New Relicの最高顧客責任者であるレイ・ペレスは次のように述べています。
「New Relicは、世界中の企業がビジネスを運営するためにSAPを利用しており、インフラストラクチャやアプリケーションに関する問題が発生した場合に収益の達成とサービスの提供に深刻な影響を受ける可能性があることを認識しています。New Relic は、Monitoring for SAP Solutions により問題発生前の検知さえも可能な早期検知能力を組織に提供し、問題が見つかれば根本原因を迅速に解決できるようにします。当社はビジネスレベルのモニタリングを新たなレベルに引き上げています」
このソリューションの主な利点は次のとおりです。
- 煩わしさのないエージェントレス・インストール:SAP プロダクションサーバーにセットアップされている個別のシステム群に対してエージェントをインストールするのではなく、ネイティブアドオンを設定するだけで既存の SAP データソースを利用して必要なすべてのテレメトリデータにアクセスすることが可能になります。
- 包括的なオブザーバビリティ:複数のSAPシステムおよびSAP以外のシステムから取得したメトリクス、イベント、ログ、トレースを、New Relic 内の一元化された共通のビューに統合します。
- 事前に構築されたビュー: New Relic の強力なビジュアライゼーションツールを使用して、SAPテレメトリデータとSAP以外のデータの組み合わせを探索し、ビジネスチームとITチームの両方が共有ダッシュボードを通じて効率的なコミュニケーションとコラボレーションを促進できるようにします。
- ワークロードの可視化:SAP データを関連するビジネスプロセスにタグを付け、IT チームにインフラストラクチャおよびアプリケーション・モニタリング能力を提供して、ビジネスをより適切にサポートし、応答時間のSLA(Service Level Agreement)を達成できるようにします。
- 高度なアラート:人工知能(AI)/機械学習(ML)を活用したアラート機能を活用してインシデントをいち早く検知し、通知します。
- スピーディーな根本原因分析:問題の根本原因を特定するための、様々なSAPシステムへのログインを必要とする、面倒で時間を要する手動分析作業をなくします。
New Relic Monitoring for SAP Solutions v2.0 は、SAP 統合シナリオ ABAPⓇAdd-On Deployment for SAP Enterprise Resource Planning 経由で SAP NetWeaver Ⓡ7.5 上での展開が認定されています。このソリューションは、SAP ECC、SAP S/4HANAⓇ、および SAP Netweaver ベースのその他のシステムのモニタリングを可能にします。SAP モニタリング向け New Relic ソリューションは一般提供されています。詳細については、当社のブログ記事か、www.newrelic.com/jp を参照してください。
■New Relicについて
2008年に創業したNew Relic は、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「可観測性プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決する DevOps チームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。全世界で15,400社以上、ならびにFortune 100企業の過半数で導入されています。日本でもすでに数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。
※New Relic は、New Relic, Inc.の登録商標です。 ※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。
【このプレスリリースに関するお問合せ先】
New Relic株式会社 マーケティング部 担当:大庭
TEL: 03-4577-9065 Email: japan_marketing@newrelic.com
株式会社井之上パブリックリレーションズ New Relic PR担当:岡崎、白川、横田
TEL: 03-5269-2301 Email: newrelic@inoue-pr.com
将来予想に関する記述
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New Relicについて
アプリケーションパフォーマンス監視(APM)が発案されて以来、New Relicは最先端のプラットフォームとしてオブザーバビリティの最前線に立っており、デジタル体験の中断を解消します。adidas Runtastic、米国赤十字社、Domino’s、GoTo Group、Ryanair、Topgolf、William Hillといった世界中の企業がNew Relicを利用して、より優れたデジタル体験を創造し、収益を最適化し、イノベーションをリードしています。 www.newrelic.com.