207(ニーマルナナ)、物流のラストワンマイルを変革する「TODOCU シリーズ」に オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic One」を採用
システム不具合の検知・復旧やアプリケーション開発の迅速化に成功、 「TODOCUシリーズ」の機能と品質を磨き上げる
デジタルビジネスに可観測性プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小西 真一朗、以下「New Relic」)は、207(ニーマルナナ)株式会社(本社:東京都目黒区、CEO:高柳 慎也、以下「207」)が、同社のクラウドサービス「TODOCUシリーズ」にオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic One」を導入したことを発表します。
■導入の経緯
207は、物流のラストワンマイル領域に焦点を当て、物流現場が直面する様々な課題解決に寄与するクラウドサービス「TODOCUシリーズ」を提供しています。同サービスは、受取人向けの「TODOCU」、配達員向けの「TODOCUサポーター」、配送事業者向けの「TODOCUクラウド」から構成され、荷物の到着を待たなければならない不自由さや再配達に象徴される配送業務の非効率性、アナログな業務手順への依存といった物流業界の課題に変革をもたらしています。
TODOCUサポーターは、専用のスマートフォンアプリで手軽に操作でき、再配達の解消など配送業務の効率化を実現します。配送ビジネスに携わる個人事業主・中小配送事業者を中心に支持を拡大し、2020年4月の正式リリースからわずか2年で30,000ダウンロードを突破しました。207が行ったユーザー調査では、TODOCUサポーター使用前後を比較すると平均で、1時間あたりの配送完了件数が188.9%増加、月あたりの収入は5~12万円アップしたという結果も出ています。
ユーザー数を順調に伸ばす中、207ではTODOCUシリーズのアプリケーション開発のスピードを高めながら、同時にサービス品質と信頼性の向上を目指すために、New Relic Oneを採用しました。
■New Relic Oneの導入と想定効果
TODOCUシリーズの特徴のひとつに、様々な外部サービスとのリアルタイム連携によって利便性の高いサービスを実現していることがあります。TODOCUサポーターでは、バックエンドのWebアプリケーションを中心に、OCR、地図情報、住宅地図情報など様々な外部サービスとAPIで連携しサービスを提供しています。
207は、New Relic Oneを活用することで、API連携のボトルネックを可視化し、アプリケーションプロセスとコード上の改善点を即座に特定できるようになりました。また、特定の配達員でエラーが繰り返されるような事象に対しても、ログデータをAPMで収集したデータと関連づけて原因を素早く特定し、問題解決の工数と時間を大幅に短縮しています。207では、これらの効果によりユーザーの利用体験に影響するシステム不具合の検知から復旧までを大幅に迅速化するとともに、アプリケーション開発のスピード化と高品質化を両立させることに成功しました。
■207株式会社 CEO 高柳 慎也氏コメント
「TODOCUシリーズが、数万ユーザーの使う商用サービスへとその役割を高めていく中で、機能を磨く、使いやすさを磨く、信頼性を磨くことを同時に進めなければなりませんでした。New Relic Oneを活用することで、スピードMAXを維持しながら、クオリティをさらに高めていくチャレンジを進めることができます」
■New Relic株式会社 代表取締役社長 小西 真一朗コメント
「物流DXを実現する207様の『TODOCUシリーズ』に、New Relicが貢献できることを大変光栄に思います。『いつでもどこでもモノがTODOCU、世界的な物流ネットワークを創る』という207様のミッションの実現に向けて、New Relicのエンドツーエンドオブザーバビリティ(可観測性)をお役立ていただけるものと期待しています」
■New Relicについて
2008年に創業したNew Relic は、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「可観測性プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決する DevOps チームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。全世界で15,400社以上、ならびにFortune 100企業の過半数で導入されています。日本でもすでに数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。
■New Relic Oneについて
New Relic Oneはお客様がより完璧なソフトウェアを作成するために構築された、最も強力なクラウドベースの観測プラットフォームです。世界中のエンジニアリングチームがNew Relic Oneを利用して、アップタイムとパフォーマンスの向上、規模と効率の向上、市場投入までの時間の短縮を実現しています。New Relic Oneには、組織がオブザーバビリティを実現するために必要なすべての機能が含まれています。
・Telemetry Data Platform:
ペタバイト規模であらゆるタイプのアプリケーションやインフラストラクチャのデータを収集、可視化することができます。これは、すべての運用データの単一で正しいソースとなるように設計されています。
・Full Stack Observability:
APM、インフラストラクチャ、ログ、デジタルカスタマーエクスペリエンスにまたがるソフトウェアスタック全体を1つのコネクテッドエクスペリエンスで簡単に分析し、トラブルシューティングを行います。
・Applied Intelligence:
インシデントを迅速に検出、理解、解決するための応用インテリジェンスが備わっています。
※New Relic は、New Relic, Inc.の登録商標です。
※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。
【このプレスリリースに関するお問合せ先】
New Relic株式会社 マーケティング部 担当:七戸、大庭
TEL: 03-4577-9065
Email: japan_marketing@newrelic.com
株式会社井之上パブリックリレーションズ New Relic PR担当:岡崎、白川、横田
TEL: 03-5269-2301
Email: newrelic@inoue-pr.com
New Relicについて
アプリケーションパフォーマンス監視(APM)が発案されて以来、New Relicは最先端のプラットフォームとしてオブザーバビリティの最前線に立っており、デジタル体験の中断を解消します。adidas Runtastic、米国赤十字社、Domino’s、GoTo Group、Ryanair、Topgolf、William Hillといった世界中の企業がNew Relicを利用して、より優れたデジタル体験を創造し、収益を最適化し、イノベーションをリードしています。 www.newrelic.com.