New Relic Now Start training on Intelligent Observability February 25th.
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2022年7月にPublic Previewを開始したNew Relicの新しいUIが、2022年10月17日以降、デフォルトのUIとなりました。
本稿では、「Tips to help you get value fast from the redesigned New Relic UI」を抄訳して、刷新されたNew RelicのUIの特徴をご紹介します。

エンジニアは皆、テレメトリデータへの直感的なアクセスを必要としています。スプリントの優先順位の議論や、パフォーマンスの問題のトラブルシューティング、直近のデプロイの影響の確認、あるいは単に全体のアップタイムと信頼性の改善など、ユーザーやロールによってデータの活用目的は様々です。どのようなユースケースにおいても、複雑化したスタックの中から、それぞれが必要としているデータへすばやくアクセスできることが重要です。

そのために、New RelicのUIは再設計されました。特にご注目頂きたい点をピックアップします。

  • 直感的なナビゲーション:プラットフォーム全体で一貫したナビゲーションを採用し、より直感的にデータへアクセスできます。
  • スムーズなデータ連携:サイドバーのAdd dataボタンから、追加のデータソースの接続や、プリセットされたダッシュボードやアラート設定、カスタムアプリケーションを簡単に追加することができます。
  • フルカスタマイズ:よく使う機能をサイドバーに固定して、エクスペリエンスをカスタマイズできます。
  • システム全体の状態を把握:新たなAll entitiesオプションで、一つの画面でシステム全体の健全性を確認できます。
  • データ表示スペースの拡大:サイドメニューを折りたたみ、ワークスペースを確保することで、より多くのデータを一画面に表示できます。

再設計されたNew RelicのUIを、より効果的に活用頂くためのヒントをいくつかご紹介します。
 

1. 新しいオンボーディング画面

新デザインのUIへの初回アクセス時、簡単なチュートリアルが表示されます。このUIでどのようなことが出来るのかをご確認頂けます。

2. システム全体の健全性を俯瞰的に確認する

従来のNew Relic Explorerは、サイドバーのAll entities内から引き続きご利用頂けます。All entitiesを選択すると、すべてのホスト、サービス、コンテナなどを横断する形で、システム全体の健全性を一つの画面上で確認できます。これにより、どのシステムに問題が発生しているかを簡単に把握できます。

3. ナビゲーションをカスタマイズし、利用頻度の高い機能へのショートカットを作成

ユーザーが必要とするデータにすばやくアクセスできるよう、ナビゲーションが再設計されました。サイドバーのメニューには、一連の標準機能が揃っています。さらに、頻繁に使う機能へのショートカットをサイドバーに追加したり、重要度に応じて並び替えるなど、ユーザーごとにカスタマイズできるようになりました。

サイドバーのカスタマイズは簡単です。利用可能な機能のカタログを表示するには、All capabilitiesを選択します。

利用頻度の高い機能や、試してみたい機能がある場合、その機能にすばやくアクセスできるように、ピン留めアイコンをクリックして、サイドバーにショートカットを追加します。サイドバーからの固定を解除するには、All capabilitiesの画面でピン留めアイコンを再度選択します。サイドバーから削除した項目は、いつでも再追加が可能です。

4. パワフルなデータ探索ツールを、いつでも手元に

クエリビルダーをサイドバーに固定して、簡単にアクセスできるようになりました。これによって、数クリックであらゆるデータへのアクセスが開始できます。

NRQLを使って独自のカスタムクエリを作成する以外にも、データへのアクセスを視覚的にナビゲートするData Explorerを使用すると、どなたでも必要なデータを効果的に取得、分析、視覚化し、システムの課題解決に役立つ洞察を発見できます。

5. 必要なデータをすばやく接続

サイドバーのメニューから、New Relicに新たなデータソースを簡単に接続できます。

サイドバーからAdd dataを選択すると、サポート対象のデータソースのカタログが表示されます。インテグレーションの導入を支援するインストールガイドも利用可能です。すぐにモニタリングを開始して頂けるよう、データソースに合わせて構築済みのダッシュボードやアラート、その他のアプリと可視化機能を用意しています。

こちらのデモ動画で、新しいUIの簡単な開始方法をご覧ください:

6. メンバー招待、ダークモード、プロフィールと設定変更

データ表示スペースを拡げるため、ユーザーメニューはUIの左下に移動しました。画面の左下からプロフィールにアクセスし、ユーザー設定の変更やダークモードへの切り替え、メンバーの招待が行えます。

7. その他のリソース

New Relicの最新情報が知りたい場合や、サポートが必要な場合、またフィードバックをお送りいただく際には、画面左下のユーザーメニューのすぐ上にあるHelpをご利用ください。

Help > What’s newから、最新のリリース情報にアクセスできます。また、オブザーバビリティの実践にお役立て頂ける学習リソースや、詳細な技術資料もこちらのメニューからご利用頂けます。

8. 旧UIへの切り替え

ユーザーに新UIを試して頂いたところ、90%以上が新UIに満足し、旧UIには戻っていません。旧UIから完全に移行しています。

何らかの理由で旧UIを使用する必要があれば、画面左下のユーザーメニューからNew designボタンをOFFに切り替えることで、従来New Relicエクスペリエンスに戻ることができます。(2023年1月まで)

まだ新しいUIをご利用頂いていない方も、この機会にぜひ新しいUIへの切り替えをお試しください。

再設計されたNew RelicのUIを試す

新デザインのUIの詳細について、こちらの動画でも紹介しています。ぜひご覧ください。