New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2023年5月分のアップデートを抜粋してご紹介します。

[New Relic Grok] 業界初の生成AIオブザーバビリティアシスタントを発表

生成AIによるオブザーバビリティアシスタントであるNew Relic Grokが発表され、リミテッドプレビューが開始しました。チャットで平易な言葉で答えに簡単に辿り着けます。
リミテッドプレビュー受付ページ

[NRQL] サブクエリでJOIN句が利用可能に

2つのEvent Typeに共通する属性値があれば、異なるデータでも結合して表示することができます。NRQLをさらに強化する機能ですのでぜひお試しください。
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[APM] サマリー画面でサービス健全性を示す重要な指標を確認

APM サマリー画面の上部でアラート、Change Tracking、SLO、脆弱性などの重要な指標を一覧で確認できるようになりました。サービスの重要な指標を1箇所で表示することで、サービスの健全性を常に把握するとともにトラブルシューティングの迅速化が期待できます。
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[APM] InfrastructureとAPMのデータを相互参照可能

APMのサマリーページでアプリとインフラのパフォーマンスデータを1ページで確認できるようになりました。また、Hostsのサマリーページではアプリの変更点であるChange Trackingが表示されるようになり、アプリのデプロイによるインフラへの影響を把握しやすくなりました。アプリとインフラのデータ相関によってMTTRの短縮が期待できます。
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[Logs] ログの利用、分析をNRQLでより簡単に

ログ検索画面の検索条件を維持したままQuery Builderを表示できるようになりました。ログデータをさらに柔軟に分析、また、効率的に利用できます。
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[Infrastructure] Azure Monitor連携の正式サポート開始

Azure Monitor連携がGAとなり、正式にサポート開始となりました。Azure Monitorでサポートされている全てのAzureサービスからのAzureメトリックの取り込みが可能となります。
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