本投稿は Deprecation notice: Kubernetes の抄訳記事です。
2022年1月1日(月)より、Kubernetes v1.15以下のサポートを終了します。Kubernetes Integration v2.8.0以降は、Kubernetes v1.16以降との互換性のみとなります。詳細については、このノートをお読みいただくか、お客様のアカウントチームにお問い合わせください。
背景
Kubernetes の最新バージョンとの互換性を確保し、Kubernetes のサービスに新機能を追加することで、v1.16以前のバージョンにファーストクラスのサポートを提供することができなくなりました。
何が起こっているのか?
- 最新の Kubernetes v1.22には、v1.16以前のバージョンとのAPIの非互換性があります。
- 主要な Kubernetes クラウドプロバイダーの大半は、これらの古いバージョンをすでに廃止しています。
何をすればいいのか?
お使いの Kubernetes クラスターをサポートされているバージョンにアップグレードしてください。
Upgrade your Kubernetes clusters
アカウントに何も変更を加えないとどうなりますか?
Kubernetes の統合機能は、ライフタイムの終了したバージョンでも引き続き動作する可能性があります。しかし、新しいリリースによっていくつかの非互換性が発生する可能性があるため、クラスタ更新の準備をされておりv2.7.x 以下の Kubernetes Integration をお使いの場合、品質を保証をすることができなくなるなどの事象が考えられます。
なお、これらのサポート終了バージョンに関するサポートリクエストは現在受け付けておりません。
Kubernetes は非常に早い頻度でバージョンの更新がおこなわれクラスタのバージョン更新は運用上の必須項目になります。
Kubernetes クラスタのバージョン更新をおこなうことによって Kubernetes ひいては Kubernetes Integration の価値を最大限享受して頂けたらと思います。
本ブログに掲載されている見解は著者に所属するものであり、必ずしも New Relic 株式会社の公式見解であるわけではありません。また、本ブログには、外部サイトにアクセスするリンクが含まれる場合があります。それらリンク先の内容について、New Relic がいかなる保証も提供することはありません。