主要な開発者向けコラボレーションプラットフォームであるCodeStreamが、New Relicの一員となったことをお知らせします。
私たち両チームがこの数カ月間協力して取り組んできた、開発者向けのオブザーバビリティソリューションであるNew Relic CodeStreamが、本日発表になりました。これは、アプリケーションテレメトリーデータをIDE内の関連コードに直接つなぎ、開発者がインストゥルメンテーションや他者との共同作業、問題のデバッグを、より迅速に、今までになく簡単に行えるようにする、画期的な開発者エクスペリエンスです。また、私たちはMicrosoftとも協力し、New Relic CodeStreamをVisual Studio、Visual Studio Code、GitHub、Azure、そして Microsoft Teamと統合しました。
問題解決に向けた開発者の情熱を分かち合う
協力を始めた瞬間から、私たちは同じ情熱でつながり合いました。私たちはどちらもが、何十年もソフトウェア開発に携わり、日常の業務の中で難しい決定や妥協を迫られた際のデータの威力をよく知っていました。私たちはまた、開発者がそういった決定を下す際に、主観的な視点に頼ったり、さらに骨の折れる調整作業に時間をかけずに済む、判断の材料とすべき一番重要なデータを入手できないことがよくあるということにも同感でした。
この共通認識に力を得て、私たちのチームは、すべての開発者が意見ではなくデータにもとづいた最高のパフォーマンスを発揮できるような製品ロードマップの共同プロジェクトに取り組みました。
CodeStreamマスター計画で概略を述べたとおり、チームはすでに「コードについての話を簡易化することで、コードの理解を簡易化する」というミッションを担っていました。買収の前に、このミッションは、Visual Studio、Visual Studio Code、JetBrains向けのもっとも有名な無料のオープンソースの拡張機能へと転換されました。IDEでのコラボレーションツールとして、CodeStreamには以下の機能があります。
- GitHub、BitBucket、GitLabからのプルリクエスト
- Jira、Trello、Asanaその他9つのアプリケーションの問題の管理
- Slack、Microsoft Team、eメール、エディター内通知と統合された、すべてをつなげるコードのディスカッション
CodeStreamがすでに作り上げたものを基盤に、New Relic CodeStreamは、ひとつの会社としての取り組みの最初のマイルストーンです。本日ご紹介するNew Relic CodeStreamは、コーディング専門の開発者と運用エンジニアの間の壁を打破するものです。
以前は、オブザーバビリティツールは運用機能と密接に結びついており、運用エンジニア向けに設計された独立型エクスペリエンスとしての制約がありました。その結果、開発者がエラーや問題を解決したり改善評価を行うための本番環境のオブザーバビリティに使用するのは難しい状況でした。私たちが本日発表したプレビュー版は、CodeStreamをNew Relic Oneに統合することで、この問題に対応しています。
この試みはまだ始まったばかりです。今後数カ月のうちに、開発者がどこにいようと必要なデータを必要な場所で入手できるよう、IDEでNew Relic Oneをさらに利用できる機能を提供します。私たちは、はかり知れない価値を持つオブザーバビリティが開発のライフサイクル全体にシームレスに組み込まれ、すべての開発者がソフトウェアの設計、開発、デプロイ、運用に必要な基礎的データを得て活躍する未来を楽しみにしています。
New Relic CodeStreamで何ができるかは、ぜひこちらでご確認ください。
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