このBlogはKubernetes Observability with New Relicの意訳です。
New RelicのKubernetesエバンジェリストであるStijn Polflietは、彼が開催したwebinarである「Kubernetes in the Wild:K8s Adoption ベストプラクティス」で、Kubernetes環境についての信頼を得るための5段階のフレームワークを紹介しています。この成熟度モデルを使用すると、次のことができるようになります。
- Kubernetes integrationを有効化し、クラスターの全体的な正常性と容量を理解します。
- Kubernetes events integrationを有効化し、オートスケーリングイベントなど、クラスターの動的な動作を追跡します。
- Distributed tracingを有効化し、KubernetesとAPMを連携させることで、マイクロサービス間通信の詳細を把握します。
- 必要に応じてPrometheus open metrics integrationを有効化し、Kubernetesで実行されているすべてのサービスのデータを関連付けるとともに、Prometheus自体の運用負担を軽減します。
- Logs in contextを有効化し、サービスのパフォーマンスデータをログを関連づけることで、トラブルシュートの効率性を向上します。
この5段階のフレームワークは、以下の新しいインフォグラフィックで概説されており、PDFファイルはこちらからダウンロードできます。また、このフレームワークの詳細はこちらでも解説されています。
Kubernetes環境の可観測性の構築にぜひご活用ください。
本ブログに掲載されている見解は著者に所属するものであり、必ずしも New Relic 株式会社の公式見解であるわけではありません。また、本ブログには、外部サイトにアクセスするリンクが含まれる場合があります。それらリンク先の内容について、New Relic がいかなる保証も提供することはありません。