「New Relic AIOps Incident Intelligence Product Evolution」の抄訳記事です。
インシデントインテリジェンスは進化しています。
検知とインシデント対応を効率化するための新しい製品メニューをご紹介します。
なお、すべての新機能は、従来のクラシックな機能や製品(アラート、プロアクティブディテクション、インシデントインテリジェンス、インシデントワークフロー(ベータ版)など)を拡張したものです。
従来の製品の設定やメニュー項目は引き続き利用可能で、以下のマッピングで見つけることができます。
- アラートポリシー - DETECTの下にあります。
- アラートイベント、インシデント、通知チャンネル - メニューの一番下にある「ALERTS(Classic)」の下にあります。
- アラートミューティングルール - 「ENRICH & NOTIFY」の下にあります。
- プロアクティブ検知の設定 - 「DETECT」の下にあります。
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待ちに待ったエキサイティングな機能が登場します。
インテリジェントコリレーション(Intelligent Correlation)
インシデントをグループ化してから通知を送信することで、ノイズを減らし、コンテキストを増やします。アラートポリシーをデシジョンに接続してイベントをインテリジェントに相関させることで、同じ問題について多くの別々の通知を受け取るのではなく、より実用的なメッセージを受け取ることができます。
また、柔軟性の高いディシジョンビルダーを使用して独自のディシジョンを作成したり、コリレーションアシスタントを使用したり、計測されたお客様のデータパターンを元に自動的に生成されたサジェストディシジョンを確認して有効にすることもできます。
ワークフロー(Workflow)
新しいワークフローでは、関連する問題をフィルタリングして、適切な宛先に届けることができます。フィルタリングの例としては、WARNINGレベルのインシデントについて通知を受けることがあげられます。
エンリッチメント(Enrichment)では、あらゆる通知にさらに多くのデータレイヤーを追加できます。NRQLクエリに基づいて、イシューに関連するエラーの合計を添付したいと思いませんか?これが可能になりました。
組織や、時によってはチームによって異なることを理解しています。ワークフローではニーズに合わせて通知メッセージをカスタマイズし、New Relic のデータの力を活用することができます。実際のデータを使ってワークフローの構成をテストし、送信先で実際にフォーマットされた形での通知を受け取ることができます。
新しい通知先の機能
新しい通知プラットフォーム(従来の通知チャンネルを置き換えるものではなく、通知チャネルは従来通り利用可能)がサポートしています。
- 柔軟なWebhook設定
- カスタマイズ可能なJIRAとの双方向の統合
- カスタマイズ可能なServiceNowのITSMとの双方向の統合
- Slackとの連携
次に期待されることはなんですか?
- コリレーション: トポロジーベースの相関関係による相関関係の設定のサポート
- 新しい通知プラットフォームにおける追加の宛先
- 電子メール
- PagerDuty
- AWS EventBridge
- MS Teams
- その他多数
- ワークフロー
- トリガーとなるイベントの設定。すべてのイベントで通知を受けるのか、一部のイベントだけで通知を受けるのかを設定します(例:イシューが作成された時のみの通知)。
- 条件付きフィルタ
- ダイナミックフィルタ
- その他の機能
予定されている機能は、ユーザーのタイプや製品の展開スケジュールによって異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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