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本記事は Better monitoring for your Netlify sites with log drains for New Relic One の抄訳記事となります。
Netlifyは、静的コンテンツのプリレンダリングとサービスのデカップリングによって、アプリケーションのパフォーマンスを高めるウェブ開発者向けのプラットフォームです。開発者の生産性を高める強力なワークフローを提供しますが、Netlify UIを通じてトラフィックログにはアクセスできず、関数ログは最大7日間だけ利用できます。そのため、データを保存および分析するために、New Relicのようなモニタリングツールが必要です。
当社は、Netlify Log Drainsに接続することで、Netlifyのウェブトラフィックとサーバーレス関数ログをNew Relicで取得する機能を発表しました。New Relicを使用することで、ウェブトラフィックと関数のパフォーマンスデータに基づいた監視、可視化、アラートの設定ができるため、プロアクティブにNetlifyアプリケーションの最適化や問題の修正ができます。
- ユーザートラフィックのモニタリング：ボットや不正ユーザーからのトラフィックを特定し、セキュリティやコンプライアンスエンジニアがサイトを積極的に保護できるようにします。
- Netlifyのトラフィックログへのアクセスと分析： トラフィックログはNetlify UIではなく、Log Drainsからのみアクセスできます。New Relicを通じて、Netlifyのトラフィックログの異常、レート変更、成功率などを分析できます。
- ログの長期保存： Netlify Enterpriseアカウントでは、Netlifyコンソールは関数ログを最大7日間しか保存できません。New Relicを使用すれば、Netlifyのログデータをコールドストレージに長期保存し、前月比の比較を行うことができます。
- ユーザーエージェントの分析： ユーザーエージェントを分析して、パフォーマンス問題がないか調べることができます。
- セッションの追跡： サイト全体におけるユーザーの活動と体験を把握できます。
NetlifyのログをNew Relicに取り込むことで、どのようにNetlifyアプリケーションを監視できるか、詳しく見てみましょう。
なぜNew RelicでNetlifyを監視するべきなのか？
ビルトインのログマネージャーは、ログから重要な属性を自動的に解析し、メトリクスの検索、フィルタリング、分析、生成に利用することができます。New Relicは、解析されたログデータを使用して、Netlifyダッシュボードに自動的にデータを入力します。ダッシュボードは、環境からの主なテレメトリを可視化し、Netlifyアプリのハイレベルな概要を提供します。
New RelicをNetlify Log Drainsに接続すると、以下のことを行えるようになります。
- サイトトラフィックと関数ログをNew Relicにエクスポートし、綿密な分析、アラート、長期保存をサポートする。
- 柔軟な構成を使用して、Netlifyのトラフィックログ、関数ログ、またはその両方を転送する。
- オプションのタグを使用して、別のサイトや環境向けにログを整理およびフィルターする。
- New Relicで、インポートされたNetlifyのデータに関するアラートを設定する。
- Netlify Quickstartをインストールして、Log Drainsデータをダッシュボードですぐに可視化する。
Netlify Logs Quickstartにおけるトラフィックログのダッシュボード。
New RelicとNetlify Log Drainsをセットアップする方法
Netlify Log Drainsを使用するには、Netlify Enterpriseプランに加入する必要があります。
以下の手順に従って、New Relic用のサイトのLog Drainsを構成してください。
- 該当するサイトのSite settings > Log Drainsに進み、Enable a log drainを選択します。
- New RelicをLog Drainsサービスとして選択します。
- ログタイプを選択します。サイトのトラフィック、関数ログ、またはその両方を転送できます。
- Service settingsで、New Relicアカウントに該当する地域を選択します。
- New RelicアカウントのライセンスAPIキー（別名、INGEST-LICENSE）を入力します。ライセンスAPIキーのIDやユーザーキーではなく、ライセンスAPIキーを入力したことを確認します。
- オプション：Log Drainsにタグを追加するには、Tagsに進み、キーと値を入力します。そしてAdd tagを選択します。追加したタグは、New RelicへのLog Drains要求のクエリパラメーターになります。
New Relicのタグの例：
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Key |
Value |
Tagの説明 |
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環境タイプ |
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ログイベントを生成するアプリケーションまたはサービスの名称 |
Netlify Logs Quickstartにおける関数ログのダッシュボード。
New RelicとNetlifyを使い始める
New RelicとNetlify Log Drainsを使用すれば、Netlifyのログを取り込み、サーバーレス関数とサイトのトラフィックを完全に可視化できます。Netlify Log Drainsは、NetlifyのEnterpriseプランに加入しているお客様が利用できます。New Relicでのログ管理の詳細については、ログ管理を始めようを参照してください。
まだお持ちでない場合は、無料のNew Relicアカウントにサインアップしてください。無料アカウントには、毎月100GBのデータ取込み、1名のフルアクセスユーザー、および無制限の無料ベーシックユーザーが含まれます。
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