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New Relicでは広い意味でいろいろな対象をエンティティと呼んでいます。
今回は、そのうち、ホストやaws lambda functionなどデータを報告するコンポーネントのエンティティのライフサイクルに関して説明します。

通常、そういったエンティティはNew Relicに送られたあと、自動的に生成され固有IDとなるguidが割り当てられます。また、データが送られなくなり、一定時間以上経過するとエンティティ一覧や各画面からは表示されなくなります。

この一定時間に関してエンティティのタイプによって異なりますが、github上で定義が公開されております。こちらに簡単な説明の記載がございます。

例えばInfrastructure Agent からデータが報告されたホストに関しては、こちらにて確認できるとおり、EIGHT_DAYSと記載されているので、8日以上データが報告されない状態が継続した場合に表示されなくなります。ただし、こちらに関して、厳密に8日(8 x 24時間)ちょうどというわけではなく、8日以上経過後に削除となる点ご注意ください。その他のエンティティに関してもこちらから探していただくことができると思います。


なお、表示されなくなったエンティティに関して、再度データが送られた場合、基本的には再度同じエンティティとの紐付けが行われ再度表示されるようになります。ただし、再紐付けには多少時間がかかることがあり、データが再開されてすぐに再紐付けが行われるわけではないこともご注意ください。


また、表示されなくなったエンティティはエンティティ一覧等の画面での確認はできなくなりますが、データが即座に削除されるわけではなく、データ保持期間に従い残っているため、NRQLを利用してデータを確認していただくことはできます。