マーケティングのWebサイトは、企業が新規顧客を惹きつけるためのビジネスの重要な入り口であるため、パフォーマンスは非常に重要です。ページの遅延やリンク切れ、サイトのエラーは大きなリスクをもたらします。残念なことに、多くのマーケティングチームは限られた予算と技術リソースの中で運営しているため、これらの技術的な問題に先回りして対処することが難しいのが現状です。そのために、訪問者や顧客、および潜在顧客に悪いエクスペリエンスを提供してしまう可能性があります。

New Relic Website Performance Monitoring(ウェブサイトパフォーマンス監視)について

New Relic Website Performance Monitoring(ウェブサイトパフォーマンス監視)は、複雑なエンジニアリングの設定が不要で、ウェブサイトの速度や信頼性に関する監視タスクをシンプルに実現する、革新的な無料ツールです。

従来のような、ある時間における単一のスナップショットを提供するページチェッカーやページ評価機能とは異なり、Website Performance Monitoringは複数のページにわたる継続的なパフォーマンスの追跡を提供します。これにより、収益に影響を及ぼす前に、プロアクティブに問題を特定し、対処できるようになります。問題に対する迅速なアラートと、改善領域の可視化により、「現在のウェブサイトの稼働状況がどうなっているのか?」という重要な質問に答えることができます。

カスタマーエクスペリエンスの向上とファネルコンバージョンの促進

Website Performance Monitoringは、専門的な知識がなくても、Webサイトの健全性を手軽に評価することができます。セットアップは簡単で、監視したいページのURLを指定するだけです。

URLを入力するだけで、ページのパフォーマンスを継続的に監視するダッシュボードが表示されます。

URLを指定すると、次のことができるようになります:

ビジネスに影響を及ぼす前に問題を特定して解決につなげる

  • 停止しているページやリンク切れページに関する自動アラート
  • 継続的かつプロアクティブな監視を行うためにWebサイトへのチェックをスケジュール実行
  • 複数のロケーションからWebパフォーマンステストの実施

簡単に監視のセットアップを行い、数分でサイトの状態を把握する

  • コード不要でサイトのパフォーマンスを継続的に追跡
  • 手動のチェックを必要とすることなく、URLを1度入力するだけで、サイトのパフォーマンスを時系列で確認
  • 監視したいページをすべて1か所でプロアクティブに監視

UXとSEOを向上する方法を学ぶ

  • Googleコアウェブバイタルなどの主要なメトリクスのダッシュボードを取得し、ページが壊れていたり遅い理由を理解する
  • メトリクスとユーザーエンゲージメントやビジネスメトリクスとの関連を理解する
  • ベストプラクティスや問題のトラブルシューティング方法に関する推奨事項を確認する

無料で開始し、低コストでアップグレードが可能

  • 毎月500回のチェックが無料(これは1日3ページ、もしくは8時間ごとに1ページをチェックするのと同等)
  • クレジットカードの登録で、毎月10,000回の無料チェックにアップグレードが可能
  • それ以降は、1チェックあたりわずか0.5セントを支払うだけ

多くのWebサイトは、この重要なテストに合格できていません

悪いニュース:貴社のウェブサイトでは、知らないうちに収益やトラフィックに影響する問題が生じている可能性があります。

読み込みの早いサイトは、読み込みの遅いサイトに比べてコンバージョン率が最大3倍優れていることが調査で示されています。驚くべきことに、Webサイトの大部分(デスクトップサイトの59%、モバイルサイトの68%)が、Googleのコアウェブバイタルを満たしていません。これは、全般的なユーザーエクスペリエンスの評価の基本であり、SEOランキングにも影響します。その結果、パフォーマンスの低いサイトはトラフィックが少ないだけでなく、不満を抱いたユーザーが離れていくため、潜在的なビジネスも失うことになります。

なぜコアウェブバイタルデータがビジネスに重要なのか

良いニュース:サイトのパフォーマンスを監視することで、コアウェブバイタルで低スコアへの対策を講じることができるようになりました。Webサイトのユーザーエクスペリエンスを最適化することで、トラフィックとコンバージョン率を向上させることができます。

1回限りのチェックで時間を無駄にしない

マーケターは、ウェブサイトのSEOとコンバージョン率が、速度と信頼性に依存することを知っています。しかし、手動のプロセスに従ってGoogle Lighthouseの結果を生成・保存し、前月と比較するのは面倒な場合があります。これは、特に競合他社のサイトもチェックして監視している場合に当てはまります。場合によっては、メトリクスの変動を見るために1日に何度も確認して動向を追跡しているようなケースもあります。

これを毎回手作業で繰り返すのは時間がかかり、効率的ではありません。サイトパフォーマンスの低下により、すでに収益を失っているかどうかを知ることもできません。

そこで、New Relicはパフォーマンスデータを継続的にストリーミングするWebsite Performance Monitoringをリリースしました。これにより、Webサイトエンジニアリングチームや需要創出チーム、ライフサイクルマーケティングチームが確実に成果を生み出すために必要なものがわかります。

継続的なサイトパフォーマンス監視のユースケース

アラートの切り替え、テスト頻度の設定、テストロケーションの選択には、設定ページへ移動

継続的なウェブサイトパフォーマンス監視とアラート機能により、ウェブサイトの遅延やエラーのない状態を維持し、ユーザーエクスペリエンスと顧客ファネルのコンバージョンを向上させることができます。

この無料ツールを最大限に活用するための使用例をいくつか示します。

  • 問題の予防的対策と安心のためにアラートを設定する
    ページの遅延やリンク切れ、ダウンタイムなど、アラートを使用することでエラーをより迅速に特定して解決できるほか、これまで気づいていなかったWebサイトの既存の問題を発見できます。
  • SEOを最適化してオーガニックトラフィックを増やす
    SEOスコアを確認し、推奨事項に従ってレイテンシのメトリクスやコアウェブバイタルに対処することで、検索エンジンのページ(SERP)ランキングを高めることができます。
  • 複数のロケーションからパフォーマンスをテストする
    複数の仮想ロケーションでテストを設定することで、世界各地でのサイトのユーザーエクスペリエンスを理解します。
  • 競合他社の動向に注目する
    Website Performance Monitoringダッシュボードで、他社のサイトパフォーマンスを追跡できます。
  • テストの頻度を設定する
    特定のページについて、より詳細なビューが必要な場合、1日ごとから1分ごとまで、期間の幅を簡単に変更できます。コストが跳ね上がることもありません。最大10,000回のチェックが無料、追加のチェックは1件あたりわずか0.5セントです。