New Relic Now Start training on Intelligent Observability February 25th.
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この記事はIntroducing New Relic for Amazon EKS on AWS Fargateの意訳です。

はじめに

New Relicは、Amazon Web Services(AWS)を監視する機能を拡張しています。

この度、データプレーンがAWS Fargateから構成されるAmazon Elastic Kubernetes Services(EKS)のコンテナ(Pod)を観測できるようになりました。

サーバーレスコンピューティングは、ソフトウェアエンジニアリングチームにとっての利点のために、過去数年間で重要性を増しています。

  • コストの削減:
    • サーバーユニットごとに支払うのではなく、純粋なコンテナの使用に対してのみの支払いとなり、無駄なコストを削減可能となります
  • サーバーを保守する必要がない
    • サーバーレスコンピューティングにより、インストールと保守のタスクが不要になります
  • 市場投入までの時間の短縮:
    • 開発者とアーキテクトは、運用チームに依存することなく、コードを実行、テスト、および展開できます
  • 生産性:
    • 開発者は、サーバーのインストールや保守ではなく、より優れたソフトウェアの作成という重要なことに集中できます

私たちの新しい統合は、Fargateノード上で動くPodにサイドカーコンテナを注入することで、New Relicがkube-state-metricskubeletcAdvisorから情報を受け取り、Kubernetesクラスタの完全な観測性を実現します。

ノードはEC2とFargateが混在していてもOK

Amazon EKSのFargateインテグレーションは、クラスタがFargateノードのみで構成されている場合でも、EC2ノードと共存している場合でもサポートします。K8sのOperator機能を利用したnewrelic-infra-operatorをクラスター上にデプロイすることで、ノードのタイプに応じて、Podにサイドカーとして注入されるか、Daemon Setとして専用のPodとして展開されるかを自動的に判断します。

Kubernetes cluster explorerでも表示可能

EKSのFargateインテグレーションは、New Relic One Kubernetes cluster explorerと互換性があり、Kubernetesクラスタの全体像を把握することができます。

ComputeTypeFargateProfileタグを使って、Fargateノードを簡単にフィルタリングすることができます。

K8sCE-EKS-Fargate

標準ダッシュボードもFargateに対応

Kubernetesのダッシュボードは、Fargateノードをリストアップするように改善されました。次の例のように、標準ノードとFargateサーバーレスノードを区別しています。

 

本機能はPublic BETA機能としてご利用可能です。

執筆時点では、本機能をPublic BETAとしてご利用いただけます。

Amazon EKS on AWS Fargate環境におけるデータ収集や可視化が、New Relicでどれほど簡単でスピーディに実現できるか、ぜひ体感ください。

詳細は公式ドキュメントを参照してください。