AI inside、AI-OCRサービス「DX Suite」に オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」を採用
~累計リクエスト数60億回を超えるAI-OCRサービスの成長を加速させ、 AIプラットフォーマーへの変革に挑む~
デジタルビジネスにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小西 真一朗、以下「New Relic」)は、AI inside 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:渡久地 択、以下「AI inside」)が、AI-OCRサービス「DX Suite」にオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」を導入したことを発表します。
導入の背景と経緯
AI insideが開発・提供する「DX Suite」は、クラウド型AI-OCRサービスです。活字や手書き文字のドキュメントを高精度にデジタル化する優れた性能が評価され、およそ80業界の2,600社を超える企業・組織に採用されています。2024年1月には生成AIを活用した新機能群をリリースし、AI-OCR後のデータ処理までワンストップで自動化するなど、AIツールからAIプラットフォームへの進化を加速させています。
日本では、生産年齢人口が減少する一方、データ入力のような情報処理に関連する業務は拡大傾向が続いています。そうした背景もあり、DX Suiteのビジネスは2024年以降も大きな成長が持続するとAI insideでは予想しています。
AI insideでは、急速なビジネス成長を支えるためのサービス基盤とアプリケーションのモダナイズを2023年中にほぼ完了させ、より多くの顧客企業・組織が、より快適にDX Suiteを活用できる環境を整えました。さらに、最新化されたシステムの能力を最大まで引き出すために、オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」を採用しています。
New Relicの導入と効果
DX Suiteの新しいサービス基盤はKubernetesをベースに整備され、マイクロサービスアーキテクチャを全面的に採用したコンテナアプリケーションが稼働しています。New Relicは、AI insideが示した「迅速なトラブルシューティング」「アプリケーション稼働状況の可視化」「サービス品質の定点観測」「部門を越えた共通言語の策定」という要件を、高い水準で実現できる機能性が評価され採用されました。
New Relicは、複数の機能コンポーネントが連携するDX Suiteのアプリケーションプロセス全体を可視化し、特定の箇所で発生したエラーが、その先で発生した問題の原因になっていることなどを即座に把握可能です。ログ解析を中心にエンジニアの経験と勘で原因究明に取り組んでいた状況は一変し、トラブルシューティングは大幅に迅速化されました。
DX Suiteが顧客企業・組織の業務プロセスに深く根づいているケースは少なくありません。ビジネスクリティカルな要求に応え続けていくには、継続的なサービス品質向上への取り組みはいっそう重要になっていきます。AI insideではSLI/SLOの制定と運用を行い、遅延やエラーレートなどをビジネスサイドと共有しながら、サービス品質を向上させるためのフィードバックサイクルを回しています。New Relicを活用することで機会損失を減らし、価値向上につながる開発プロセスが確立されました。
AI inside 株式会社 Use Division Director 三谷辰秋氏 コメント
「いま、AI insideは第2の創業期とも言える新しい成長ステージに立っています。マルチモーダルなAIプロダクトの開発がスピード感をもって進められており、これまでの非常識が常識に変わっていく驚きを数多くお届けできると確信しています。『誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる豊かな社会』を実現することが、その先にある私たちの大きな目標です」
New Relic 代表取締役社長 小西真一朗 コメント
「DX Suiteのより良いユーザー体験を支えるシステムの安定性・信頼性に、New Relicが貢献できることを大変光栄に思います。DX Suite のマルチモーダルAIプラットフォームへの進化と、AI insideのAIプラットフォーマーへの変革への挑戦に、New Relicのエンドツーエンドのオブザーバビリティをお役立ていただけるものと確信しています」
■ New Relicご採用事例の詳細は、以下をご参照ください。
https://newrelic.com/jp/customers/ai-inside
■ その他のお客様によるNew Reilc採用事例は以下からご覧いただけます。
https://newrelic.com/jp/customers
■ New Relicのファクトシートやロゴ等は、以下からご確認いただけます。
https://newrelic.com/jp/about/media-assets
■New Relicについて
2008年に創業したNew Relic は、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決するDevOps チームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。New Relicの全世界顧客数は16,000以上、Fortune 100企業の過半数で採用されており、日本でも数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。
■オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」について
New Relic はお客様がより完璧なソフトウェアを作成するために構築された、最も強力なクラウドベースの観測プラットフォームです。世界中のエンジニアリングチームがNew Relic を利用して、アップタイムとパフォーマンスの向上、規模と効率の向上、市場投入までの時間の短縮を実現しています。New Relic には、組織がオブザーバビリティを実現するために必要なすべての機能が含まれています。
・Telemetry Data Platform:
ペタバイト規模であらゆるタイプのアプリケーションやインフラストラクチャのデータを収集、可視化することができます。これは、すべての運用データの単一で正しいソースとなるように設計されています。
・Full Stack Observability:
APM、インフラストラクチャ、ログ、デジタルカスタマーエクスペリエンスにまたがるソフトウェアスタック全体を1つのコネクテッドエクスペリエンスで簡単に分析し、トラブルシューティングを行います。
※New Relic は、New Relic, Inc.の登録商標です。
※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。
将来予想に関する記述
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New Relicについて
アプリケーションパフォーマンス監視(APM)が発案されて以来、New Relicは最先端のプラットフォームとしてオブザーバビリティの最前線に立っており、デジタル体験の中断を解消します。adidas Runtastic、米国赤十字社、Domino’s、GoTo Group、Ryanair、Topgolf、William Hillといった世界中の企業がNew Relicを利用して、より優れたデジタル体験を創造し、収益を最適化し、イノベーションをリードしています。 www.newrelic.com.