KIYOラーニング、オンライン教育サービス「STUDYing」「AirCourse」に オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic One」を採用

過去6年間で27倍を超える売上高の成長を実現しているビジネスパーソン向け教育サービス事業、 開発・運用・保守フローの迅速化によりサービス価値を向上

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2022年 6月 29日

デジタルビジネスに可観測性プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小西 真一朗、以下「New Relic」)は、KIYOラーニング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:綾部 貴淑、以下「KIYOラーニング」が、同社のオンライン教育サービスにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic One」を導入したことを発表します。

導入の背景と経緯

KIYOラーニングは、個人向けオンライン資格取得講座「STUDYing(スタディング)」、法人向け社員教育クラウドサービス「AirCourse(エアコース)」を提供しています。同社は、「忙しい合間を縫って効率的に学習したい」と考えるビジネスパーソンの支持を得て、急速にビジネスを成長させてきました。2015年からの6年間で売上を27倍に拡大させ、2021年12月期では、前年同期比48%の成長を達成しています。

KIYOラーニングでは、STUDYingおよびAirCourseのサービス基盤をAWS上に構築し、各種マネージドサービスを利用して独自に開発した動画配信システムや学習管理システム(LMS)を運用しています。ユーザーの使用デバイスを問わず「学びやすく、わかりやすく、続けやすい」学習システムを提供することを目指して、コンテンツの充実や品質向上を図ってきました。

機能の拡充とともにシステムが成長していく過程で、フロントエンド(ユーザー端末)からバックエンド(AWS上のサービス基盤)に至るアプリケーションプロセスを一貫して、システム全体を可視化することへの需要が高まっていました。特にユーザー端末でのエラー発生時に内容や発生場所、原因の追跡が困難だったことをきっかけに、ブラックボックスの解消を目的のひとつとしてNew Relic Oneの導入に至りました。

■New Relicの導入と想定効果

KIYOラーニングは、フロントエンドでのエラーの追跡や機能リリース後の不具合検知、ユーザー体験に影響のある問題の予兆検知が可能で、それぞれの原因特定と問題解決を迅速化できることを評価してNew Relic Oneを選定しました。New Relic Oneの活用により、ユーザー体験に直接的に影響するフロントエンドでのエラーをいち早く検知し、その原因がデバイスなのか、ユーザーの操作によるものなのか、通信あるいはバックエンドのサーバーやアプリケーションコードなのかを、即座に特定できる体制を整えています。

New Relic OneのAPMは、スタックトレースを詳細に見ることができるため、原因の特定から解決までに数時間を要していた問題を数分レベルにまで短縮することに成功しました。アプリケーション開発の品質とスピードを高めるために、New Relic Oneをステージング環境にも適用し、新機能のリリース直後に発生した不具合の早期解決には、Deployment Markerが役立てられています。

■KIYOラーニング システム統括部 部長/ゼネラルマネージャ 佐藤 美智明氏コメント

「STUDYingとAirCourseそれぞれのリードエンジニアを中心にNew Relic Oneの活用を進め、開発・運用・保守のフローをより高効率にするチャレンジを進めています。今後は、New Relic Oneが収集するメトリクスと、ビジネス部門が用いる指標を統合的に評価できるダッシュボードを整備し、戦略的な情報活用を推進していきます」

■New Relic株式会社 代表取締役社長 小西 真一朗コメント

「KIYOラーニング様のSTUDYingとAirCourseに、New Relicが貢献できることを大変光栄に思います。価値の高いコンテンツと優れたシステム使用体験を追求していくために、New Relicのエンドツーエンドオブザーバビリティ(可観測性)をお役立ていただけるものと確信しています」

 

■New Relicについて

2008年に創業したNew Relic は、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「可観測性プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決する DevOps チームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。全世界で15,400社以上、ならびにFortune 100企業の過半数で導入されています。日本でもすでに数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。

 

■New Relic Oneについて

New Relic Oneはお客様がより完璧なソフトウェアを作成するために構築された、最も強力なクラウドベースの観測プラットフォームです。世界中のエンジニアリングチームがNew Relic Oneを利用して、アップタイムとパフォーマンスの向上、規模と効率の向上、市場投入までの時間の短縮を実現しています。New Relic Oneには、組織がオブザーバビリティを実現するために必要なすべての機能が含まれています。

・Telemetry Data Platform:

ペタバイト規模であらゆるタイプのアプリケーションやインフラストラクチャのデータを収集、可視化することができます。これは、すべての運用データの単一で正しいソースとなるように設計されています。

・Full Stack Observability:

APM、インフラストラクチャ、ログ、デジタルカスタマーエクスペリエンスにまたがるソフトウェアスタック全体を1つのコネクテッドエクスペリエンスで簡単に分析し、トラブルシューティングを行います。

・Applied Intelligence:

インシデントを迅速に検出、理解、解決するための応用インテリジェンスが備わっています。

 

※New Relic は、New Relic, Inc.の登録商標です。

※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。

 

【このプレスリリースに関するお問合せ先】

New Relic株式会社 マーケティング部 担当:大庭

TEL: 03-4577-9065 Email: japan_marketing@newrelic.com

 

株式会社井之上パブリックリレーションズ New Relic PR担当:岡崎、白川、横田

TEL: 03-5269-2301 Email: newrelic@inoue-pr.com

 

New Relicについて

New Relicは、オブザーバビリティのリーダーとして、優れたソフトウェアの計画、構築、デプロイ、実行に対するデータ駆動型のアプローチでエンジニアを支援しています。New Relicは、エンジニアがあらゆるテレメトリ(メトリクス、イベント、ログ、トレース)を取得できる唯一の統合データプラットフォームを提供し、強力なフルスタック分析ツールとの組み合わせにより、エンジニアが意見ではなくデータを用いて最高の仕事をできるよう支援します。New Relicは、直感的で予測可能な価格体系を採用しています。計画サイクルタイム、変更失敗率、リリース頻度、平均解決時間の改善を支援することにより、エンジニアに高い費用対効果をもたらします。Adidas Runtastic, American Red Cross, Australia Post, Banco Inter, Chegg, GoTo Group, Ryanair, Sainsbury’s, Signify Health, TopGolf および World Fuel Services (WFS) などの世界有数の企業がNew Relicをお使いいただいています。お客様が稼働時間と信頼性を向上し、運用効率を高め、革新と成長を促す優れた顧客体験を提供する支援をしています。www.newrelic.com

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New Relic株式会社

広報担当

Japan_pr@newrelic.com