ベガコーポレーション、急成長する家具・インテリアECサイト「LOWYA」にオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic One」を採用
~年間200億円規模のトランザクションを支え、問題の原因特定と解決までのリードタイムを最大1/10に短縮~
デジタルビジネスに可観測性プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小西 真一朗、以下「New Relic」)は、株式会社ベガコーポレーション(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:浮城智和)が運営する家具・インテリアECサイト「LOWYA(ロウヤ)」に、オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic One」を導入したことを発表します。
導入の背景と経緯
家具・インテリアのインターネット通販を手掛けるベガコーポレーションは、楽天市場、Amazon、PayPayモールなどのショッピングモールでの展開に加え、自社ECサイト「LOWYA(ロウヤ)」での販売を急速に伸ばしており、2021年度の売上は200億円に迫る勢いで推移しています。同社は、2020年8月に「LOWYA」のバックエンドシステムをECパッケージから自社開発のECシステムへ移行し、多様化する顧客ニーズにスピード感を持って対応する体制を強化することがビジネスの急成長に寄与すると考えています。
「New Relic One」の導入と想定効果
「New Relic One」は、「LOWYA」を構成するAWS(Amazon Web Services)上のバックエンドシステムから、スマホアプリやPCなどのユーザーデバイスまで、エンドツーエンドのオブザーバビリティ(可観測性)を実現しています。それによってベガコーポレーションでは、ユーザーの利用体験に影響するインフラやコードの不具合やボトルネックを特定して迅速な改善に役立てています。
AWS上に構築されたECシステムには、クラウドネイティブテクノロジーがフルに活用されています。「New Relic One」は、コンテナアプリケーションのレスポンスタイム、スループット、エラー率、トランザクションなどを可視化するとともに、ユーザー体験に影響するコードやコード間の依存関係をリアルタイムで特定します。これにより、問題の原因特定と解決までのリードタイムは最大で1/10にまで短縮されました。
今後の展望
ベガコーポレーションでは、New Relicが提供する情報をIT部門だけでなく、経営陣・ビジネス部門と共有しながら、サービスと顧客体験の改善につなげる全社規模での取り組みにも着手しています。カタログ参照やカート投入時のレスポンス、決済時の所要時間などの指標を決めて、それがユーザーの行動にどう結びついて、最終的に売上にどう影響しているのかを評価し、「サイトの性能改善が売上につながることを定量的に示す」ためのダッシュボードの準備を進めています。
株式会社ベガコーポレーション システム統括部 技術戦略部の石村俊幸氏は次のように述べています。
「自社ECサイトのサービス品質を継続的に維持・向上させながら、何らかの問題が発生したときに顧客体験への影響を最小化するためには、2~3名のSREを増員しなければなりませんでした。「New Relic One」を活用することで、現状のチーム体制のままECシステムを適正に運用できていることは大きな成果です。また、「New Relic One」には、エンジニアのツールとしてだけでなく、経営陣を含むすべての部門で有益な情報を共有できる全社基盤として活用できるメリットがあります。「New Relic One」により、システム部門とビジネス部門の連携はより強固なものになると考えています。」
New Relic株式会社 代表取締役社長 小西 真一朗 は次のように述べています。
「ベガコーポレーション様のビジネスの成長にNew Relicが貢献できることを大変光栄に思います。ECシステムを自社開発し、より良い顧客体験の実現にチャレンジするベガコーポレーション様を、New Relicのエンドツーエンドオブザーバビリティ(可観測性)が将来にわたりしっかりと支えてまいります。」
■New Relic Oneについて
New Relic Oneはお客様がより完璧なソフトウェアを作成するために構築された、最も強力なクラウドベースの観測プラットフォームです。世界中のエンジニアリングチームがNew Relic Oneを利用して、アップタイムとパフォーマンスの向上、規模と効率の向上、市場投入までの時間の短縮を実現しています。New Relic Oneには、組織がオブザーバビリティを実現するために必要なすべての機能が含まれています。
・Telemetry Data Platform:
ペタバイト規模であらゆるタイプのアプリケーションやインフラストラクチャのデータを収集、可視化することができます。これは、すべての運用データの単一で正しいソースとなるように設計されています。
・Full Stack Observability:
APM、インフラストラクチャ、ログ、デジタルカスタマーエクスペリエンスにまたがるソフトウェアスタック全体を1つのコネクテッドエクスペリエンスで簡単に分析し、トラブルシューティングを行います。
・Applied Intelligence:
インシデントを迅速に検出、理解、解決するための応用インテリジェンスが備わっています。
【このプレスリリースに関するお問合せ先】
New Relic株式会社 マーケティング部:七戸、湯原
TEL: 03-4577-9065 Email: japan_marketing@newrelic.com
株式会社井之上パブリックリレーションズ New Relic PR担当:北野、妹尾、横田
TEL: 03-5269-2301 Email: newrelic@inoue-pr.com
将来予想に関する記述
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New Relicについて
アプリケーションパフォーマンス監視(APM)が発案されて以来、New Relicは最先端のプラットフォームとしてオブザーバビリティの最前線に立っており、デジタル体験の中断を解消します。adidas Runtastic、米国赤十字社、Domino’s、GoTo Group、Ryanair、Topgolf、William Hillといった世界中の企業がNew Relicを利用して、より優れたデジタル体験を創造し、収益を最適化し、イノベーションをリードしています。 www.newrelic.com.