2019年10月29日
デジタルビジネスのあらゆる指標を観測可能にする New Relic 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小西真一朗)は、リアルタイム車両管理システムの提供やマルチクラウド開発を支援する株式会社フレクト(本社:東京都中央区、代表取締役:黒川幸治、以下フレクト)と日本国内のデジタルビジネス伸長の協業および実証実験を11月1日より実施します。
フレクトとNew Relic は、「顧客に対しデジタルビジネスの性能に関する透明性を高めることが、日本のデジタルビジネス成長の礎となる」というビジョンを共有しており、日本国内のデジタルビジネスの稼働状況指標すべてを標準的に外部公開とすることで、日本のデジタルサービスの品質を世界No.1に押し上げる「トラスト構想」の実現を目指します。
【協業における各社の役割】
▶︎ フレクト | デジタルビジネスの品質・コスト改善、障害対応の超高速化コンサルティング
フレクトは世界展開を行なっているリアルタイム車両管理Cariot(キャリオット)の開発と展開で培った知見をもとに、New Relic の最新技術を用いて日本国内企業のデジタルビジネス品質改善や障害対応の超高速化をコンサルティングします。また、その性能指標を外部から確認できる公開アプリケーションやダッシュボード[1]を開発します。
▶︎ New Relic | 世界初の可観測性プラットフォームの最新技術とプライベートベータ技術の提供
New Relic はフレクトに対して可観測性プラットフォームの最新テクノロジーや、AIOps等の実証実験機能を提供し、フレクトが日本国内企業のデジタルビジネスの品質を劇的に改善することを支援します。
【「トラスト構想」の実証実験】
フレクトは「トラスト構想」の実証実験として、すでに世界展開をしているリアルタイム車両管理Cariot(キャリオット) に New Relicを組み込み、性能指標を外部公開し、サービス化する試みを行います。フレクトは既に同社のインフラ環境の稼働状況を外部公開しており[2]、今後New Relic の導入でさらなる可観測性を高め、顧客インスタンス単位でのサービス稼働状況を可視化し公開。顧客が自社サービスの状況を常時把握できることに加え、障害復旧状況の可視化を伴うサービスの実現を計画しています。
株式会社フレクトの黒川幸治 代表取締役は次のように述べています。
「私たちフレクトは日本国内において数多くのデジタルビジネスの開発支援を手がけてきました。今回 New Relic 株式会社との“日本のデジタルビジネスの信頼性を世界標準にする”というビジョンに強く賛同し、まずは自社ビジネスからそのビジョンの実現に挑戦します」
New Relic株式会社の代表取締役 小西 真一朗は次のように述べています。
「今回日本でも数多くのデジタルビジネス支援を手がけるフレクト様に弊社のビジョンに共有いただけたことを大変光栄に思っております。日本の製造業がモノづくりだけでなく、このデジタル変革という機会を最大限活用し“デジタルモノづくり”においても再び世界最高品質を目指すご支援ができればと考えております」
[1] New Relic One 上でフレクトが開発を進める可観測性ダッシュボード