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前 友紀乃

New Relic 株式会社 SDR マネージャー

人材派遣会社にて新規開拓をミッションとした法人担当営業として社会人デビュー。IT業界への興味から急成長を続けるSaaS企業にインサイドセールスとして転職。自身の結婚と機を同じくしてSDRとしてNew Relicに入社。現在はSDRチームのマネージャーとして活躍中。

―― どのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか?

人材派遣会社で法人営業として仕事をスタートしました。主に新規開拓をミッションとして働いていましたが、従来から興味を持っていたIT業界への憧れみたいなものが募りまして、当時急成長を続けていたSaaSベンダーに転職を決意しました。その時はインサイドセールスという仕事には特にこだわりとか憧れがあったわけではなかったのですけど、チャレンジしたい一心で。SaaSベンダーは、さすがに急成長を続けている大企業ということもあって、新入社員を戦力にする仕組みがとにかくキッチリしていましたので、新しい業務自体はスムーズに始められました。

職場環境はとても恵まれていた方だとは思っていましたが、次第に自我が芽生えて、、、というか仕組みの中で働いている感覚が強くなってきまして、枠にとらわれない働き方を模索したり、毎日の深夜残業や土日に仕事がチラつくような環境を変えたい、という要望が強まった矢先にNew Relicで働いていた先輩からの紹介もあってNew Relicに出会ったというなれそめで、いまに至っています。

 

―― 様々な思いがあっての新天地New Relicのようですが、働いてみてどうですか?

まもなく入社して3年になりますが、前職と似たような業界・業務で転職したのに、ガラッと生活が変わりましたね。New RelicのSDRは基本的にフルリモートなので、これまでの仕事の延長で「メリハリなく働けるだけ働いてしまうのではないか」という不安がありました。しかし、基本的に定時以後に会議が招集されることは滅多にないですし、上司も同僚も定時以降は連絡も返ってきません。

当初は戸惑いや驚きがありましたが、企業文化として社員が遅くまで働くことを当然としない前提になっているのを実感しています。当然ながら、自分も限られた時間の中で成果を最大化しなければという思いから時間管理・自己管理力が向上してきていると思いますし、合わせてワークライフバランスも大きく改善しています。

―― New RelicにおけるSDRとは、どんなお仕事ですか?

私の担当している業務はインサイドセールスと呼ばれることがありますが、正しくはSales Development Representative (SDR) でして、端的にはフィールドイベントやデジタル施策に反応いただいた見込み顧客や、担当業界の新規顧客に対してアプローチを行い、商談を創る業務です。

インサイドセールスという呼称からイメージされるようなオフィスや自宅からメールや電話をかけるような限られた営業活動ではなくて、他社や自社のイベントや様々なエンジニアコミュニティーに足を運ぶこともあります。さらに勉強会などのきっかけでお客様のオフィスに訪問することもありますし、皆さんが想定されている以上に幅広い営業活動にみえると思います。

 

―― アカウント担当とは、どのような役割分担をされていますか?

基本的には営業ステージで分業しており、初回の商談の場をセットするところまでをSDRが担い、その後はアカウント担当の営業とコンサルタントにバトンパスしています。ただ、実際にお客様がどのような内容・トーンでお話しされるのかはSDRとしても興味深いところでして、初回の商談に同席することも多々あります。

New Relicのアカウント担当の営業とSDRは、どのお客様をどのように攻略していくかといった営業戦略や、営業活動の進捗についてこまめに意見交換を行っていまして、下請け的な分担ではないところが特長的です。私自身もそうですしSDRチームメンバーの多くが、SDRをアカウント担当営業への登竜門として考えておらず、キャリアとしてこの道を極めていこうと日々スキルアップを続けています。

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―― SDRとしてやりがいを感じるのは、どのような時ですか?

SDRは営業なので、お客様との接点が深い活動をする際には面白みを感じますね。例えば、少人数の勉強会や、ユーザ数が増えてくればユーザー会など、New Relicの担当チームとお客様のコアメンバーの皆さんと一緒に企画をたて運営をするなどお客様との距離が近い活動はとてもやりがいがあります。

また、お客様の業務のお役に立てているなと実感できた時の喜びはひとしおです。初めてご発注いただいた時はもちろんのこと、しばらく利用が続いてから「New Relicがあって本当に良かった」というコメントを商談の中、定期報告の中、イベントでのご登壇中などに頂くことがあります。そういったお役に立てる「きっかけ作り」に自分が携われたのがすごく嬉しいなとしみじみ思い、かみ締めたりもします。

 

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―― プレイヤーとしての活動からマネージャーとしての活動が増えていくと思いますが、どのようなことを重視していこうと思っていますか?

元々、人材派遣の会社で営業している中で、必要な人材を自社に抱える大変さというのはどの企業も経験されていることを実感しました。あれからしばらく時が経ちましたが、少子化は解決しないですし、結局のところは人を育てていく以上の近道はないと思っています。

New Relicはまだまだチャレンジャーですし、失敗を恐れて手が止まってしまっては会社も人も成長は望めません。この会社には自分のチャレンジや成長に役立つ情報が社内にあふれていますし、私はマネージャーとしてメンバーの成長やチャレンジを奨励する環境作りに力を注ぎたいと思っています。それと、この会社に根付いている利他や助け合いの文化も大事にしていきたいと思っています。
 

―― New RelicのSDRを検討されている方にひと言いただけますか?

New Relicでの仕事は日々変化が伴います。それは市場自体が急速に拡大している中で、ユースケースも拡大しており、毎日同じことを何ら工夫もないまま続けていても時勢に合わなくなっていくからです。自分の範囲はここだけ、自分の業務の流れはこうじゃなければダメ、という固定化された業務を好まれる方よりは、ロールの枠を超えてどんどん広くチャレンジしたい方に向いている環境だと思います。

SDRは業務の9割以上が失敗です。そこから何を学んで次につなげていくかという創意工夫の日々が続きます。そういった環境に挑んでみたいというチャレンジ精神旺盛な方と一緒に仕事ができればと思っています。みなさまのご応募、心からお待ちしております。
 

 (インタビュー:2025年7月付)

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