金融庁レポートが問う「障害長期化」の真犯人とは? 〜複雑化したシステムで MTTRを劇的に短縮する オブザーバビリティ実践戦略〜
2025年12月11日 (木) | 12:15 - 12:55
金融庁レポートでも指摘されている通り、金融機関におけるDX推進やクラウド利用の拡大によるシステム構成の「複雑化」は、障害の長期化を招く主要因として挙げられています。多くの金融機関では、既に統合監視ツール等による堅牢な管理体制が敷かれていますが、コンテナやマイクロサービス、API連携が多層化する現代のシステムにおいては、従来のリソース監視やログ分析のアプローチだけでは、障害の根本原因に辿り着くことが困難なケースが増えています。本セッションでは、ユーザー体験から、アプリケーション、インフラまでを一気通貫で可視化し、ブラックボックス化しやすい現代の金融システムにおいて、障害検知から復旧までの時間(MTTR)を劇的に短縮し、サービス品質を維持・向上させるための具体的なアプローチについて解説します。