昨年7月、当社は、アプリケーションやインフラストラクチャ、ウェブ、モバイル、ネットワークなどの技術スタック全体を監視する統合プラットフォーム、New Relic Oneを発表しました。市場における他の監視ツールとは異なり、New Relicは個別のSKUとして機能ごとに価格を設定するのではなく、別の手法を採用しました。New Relic Oneは、業界初となる従量課金制の価格設定モデルを採用しています。

これは、大胆かつリスクを伴う行動でした。それでも、新しいモデルはお客様の成功に寄り添っているという声を繰り返し聞くことができたため、これが理にかなっていることが分かりました。つまり、使用した分だけ支払うということです。ほかのサブスクリプションのようなシェルフェア(全く使用されていない機能)や、使用超過分のペナルティに悩まされることもなくなります。

1年が経過し、既存のお客様が従量課金制の価格設定モデルに移行したほか、多くの新規のお客様もNew Relicに移行しています。それは、従量課金制の価格設定が価格の以上の価値を提供するため、市場のほかの選択肢よりも優れているからです。たとえば、New Relic Oneの価格設定はChegg社の共感を得ることができました。「New Relicでデータのサンプリングをして、何かを見落としていることや、月末に莫大な請求が来るのではないかと心配する必要がなくなりました。New Relicに送信するデータが増えれば増えるほど、より多くの洞察が得られます。これは、ギガバイトごとにChegg社に価値を提供する真のベンダーパートナーとしてのNew Relicとの完璧なWin-Winの関係です。」と、Chegg, IncエンジニアリングサービスVPを務めるSteve Evans氏は述べています。

同様に、当社の従量課金制の価格設定に対してはZenHub社のエンジニアリングチームからも反響がありました。ZenHub社テクノロジー部門責任者のEv Haus氏は、次のように述べています。「New Relicの従量課金制は、エンジニアたちがすべてのテレメトリデータにアクセスできるようにしながら、コストを大幅に削減できるため、ZenHub社にとって非常に有益です。」「New Relicの価格に見合う価値があることは疑う余地がありません。」

New Relicの従量課金制は、エンジニアたちがすべてのテレメトリデータにアクセスできるようにしながら、コストを大幅に削減できるため、ZenHub社にとって非常に有益です。New Relicの価格に見合う価値があることは疑う余地がありません。

破綻したレガシー価格設定モデルを修復する 

従量課金制の価格設定への移行は、業界全体におけるオブザーバビリティツールの価格設定モデルが破綻しているという洞察から始まったものでした。

高額なライセンス費用と価格設定の整合性のなさが原因となり、エンジニアリングチームはインストルメンテーションの範囲と収集するテレメトリの量を削減せざるを得ませんでした。

さらに悪いことには、チームは1年または2年、複数年の契約において何を使用するのか、事前に予測する必要がありました。このようなサブスクリプションベースの価格設定モデルが持つ制約にとらわれた推測ゲームを行っていると、ユーザーは使用量が少なすぎるため予算を無駄にしてしまうか、使用量が多すぎるためペナルティを支払うことになってしまいます。

従量課金制は、10を超えるSKUと十数個の価格設定メーターの集まりを、New Relicで収集するデータと当社のフルスタック分析ツールの価値を得るユーザー(エンジニア)という2つの主なバリュードライバーに絞り込むことで、こうした問題を解決しました。これにより、オブザーバビリティのバリューダイナミクスをデータとユーザーに移行して、使用した分だけ支払うモデルができ上がりました。これは、次のようにまとめることができます。

  • すべてのメトリクス、イベント、ログ、トレースに関して1GBあたり0.30ドル。エンジニアは豊富なリテンション、クエリ、ダッシュボードを備えた1つのセキュアなクラウドによって、すべてのテレメトリデータを収集できます。このデータ分に対する競合他社の価格設定は、さらに何倍も高くなります(以下の概要をご参照ください)。
  • アプリケーションサーバー、クラウドとオンプレミスのインフラ、Webとモバイルのエクスペリエンス、ネットワークなど、スタック全体の分析に必要なすべてのツールを1つの接続されたプラットフォーム体験として、ユーザーごとに、予測可能な価格 で提供します。

New Relicでは、すべての新規のお客様が自動的に永久無料プランを利用できます。クレジットカード情報も不要です。このプランには、毎月100GB(10ホスト分相当)の無料データ、人数無制限の無料ベーシックユーザー(データのクエリとアラートが可能)、そしてフルユーザー1名(あらゆる機能が利用可能)が含まれています。

より多くのデータを取り込む、またはより多くのチームメンバーにプラットフォームへのフルアクセスを提供する必要が出てきた場合でも、クレジットカード情報を追加して、無料アカウントを超えた使用分のみを支払うことができます。当社のStandardエディションにコミットメントはなく、いつでもキャンセルできます。使用量が増加した場合は、年間資金プールにコミットして数量割引にオプトインすることが可能です。これには、季節的な使用量の急増に対応できる毎月の繰り越しが含まれます。使用量がコミット分を超えた場合でも、請求額は0.30ドル/GBと定額で、ペナルティもありません。お客様は、ソフトウェアライフサイクルのあらゆる段階で、すべてのデータで一人ひとりのエンジニアを支援し、優れたソフトウェアの計画、構築、デプロイ、実行を可能にします。

データサンプリングや可視化の低下を損なわない

New Relicは0.30ドル/GBという低価格を実現しているため、データのサンプリング、エージェントの計算、カスタムメトリクスの作成、予想外のコストの心配をしなくても済みます。また、インフラストラクチャを価格設定を見て決める必要もありません。技術スタック全体の包括的なビューを一カ所で手に入れることができます。

業界アナリスト企業Intellyx社 Jason Bloomberg社長は、次のように述べています。「New Relicは、企業が利用可能なテレメトリを以前よりも安価に活用できるようにすることで、オブザーバビリティの経済性を変えています。」

New Relicは、企業が利用可能なテレメトリを以前よりも著しく安価に活用できるようにすることで、オブザーバビリティの経済性を変えています。

監視ツール市場のそのほかの選択肢との比較のために、以下の表を用意しました。これは、ログ管理を例に、ほかのベンダーによる1GBあたりの価格設定を示しています。

ログ管理の価格比較(300GB/30日間のデータ保持期間)1
  New Relic AWS CloudWatch2 Datadog3
 データ取り込み New Relic$90.00 AWS CloudWatch2$150.00 Datadog3$30.00
 30日間のデータ保持 New Relic$0.00 AWS CloudWatch2$9.00 Datadog3$337.50
 クエリおよびダッシュボード New Relic$0.00 AWS CloudWatch2$1.50 Datadog3$0.00
 合計 New Relic$90.00 AWS CloudWatch2$160.50 Datadog3$367.50
 合計コスト/GB New Relic$0.30 AWS CloudWatch2$0.54 Datadog3$1.23
   New Relic  AWS CloudWatch2New Relic:最大2倍の価値を実現 Datadog3New Relic:最大4倍の価値を実現

1すべての金額は米ドル表記です。計算に関する詳細や想定に関しては、リンク先のスプレッドシートをご参照ください。

2 2021年9月7日時点のhttps://aws.amazon.com/cloudwatch/pricing/における「有料ティア」と「米国東部(オハイオ)」を想定した公表済みプライスポイントに基づく。

3 2021年9月7日時点のhttps://www.datadoghq.com/pricing/?product=log-management#log-managementにおける公表済みプライスポイントに基づく。30日間のリテンションコストの計算には、インジェストしたログデータ1GBあたり約450,000ログイベントが含まれていると想定。

IDC WHITE PAPER
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The Business Value of the New Relic Observability Platform
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最大で価格の3倍の価値を提供

New Relic Oneの従量課金制の価格設定は、2つの主要コンポーネントによって構成されています。

  • 0.30ドル/GBであらゆるテレメトリデータ向けに1つのセキュアなクラウドを用意。これには、クエリ、ダッシュボードの作成、表示、また当該データのアラートの設定が可能な無制限のベーシックユーザーが含まれます。
  • 厳選されたフルスタック分析ツールを一貫したユーザエクスペリエンスの可視化機能として、1ユーザーあたりの料金で提供。このツールには、エラー、コンテキスト内のログ、異常検知など、チームの問題解決を迅速にする機能が含まれています。

以下の表は、GBあたりの価格とユーザーあたりの料金がNew Relic Oneのオブザーバビリティ合計コストにどのように織り込まれるか、またインフラストラクチャモニタリングに関してDatadogと比較した場合にそれがどのように異なるのかをまとめたものです。

インフラストラクチャモニタリングの月額コスト(ホスト10,000台とエンジニア100名の場合)1
  New Relic Datadog2
 ホスティング料金 New Relic該当なし Datadog2$230,000
 データ取り込みコスト3 New Relic$39,000 Datadog2該当なし
 ユーザーコスト New Relic$34,900 Datadog2該当なし
 合計 New Relic$73,900 Datadog2$230,000
   New Relic  Datadog2New Relic:あれば最大3倍の価値を実現

1 すべての金額は米ドル表記です。計算に関する詳細や想定に関しては、リンク先のスプレッドシートをご参照ください。

2 2021年9月7日時点のhttps://www.datadoghq.com/pricing/?product=infrastructure#infrastructureにおける公表済みプライスポイントに基づく。

3 計算では、1ホストあたり月額13GBを想定。

時間と共に得られる価値も高まる

New Relic Oneの新しい機能、拡張機能、インテグレーション、パートナーシップは、お客様が手にする価値をさらに促進します。それは、こうしたイノベーションが、業界に存在するそのほか多数の企業のような追加コストとして設定されずに、プラットフォームの価格設定に織り込まれているためです。

直近の例では、2021年にNew Relic Oneを利用したエンジニアは、以下を含む新たなイノベーション、性能、および機能の恩恵を追加コストなしで手に入れています。

こうしたNew Relic Oneプラットフォームのイノベーション、機能、性能は、同じユーザーあたりの価格でお客様とエンジニアに提供することができ、契約交渉(または再交渉)の煩雑さを伴わずに、即座に利用できます。対照的に、ほかのベンダーは通常、新しい機能と性能に新しいSKUを追加し、新たな契約締結を目指して顧客にアップセリングを試みます。

当社にとって、モチベーションは大きなポイントでした。従量課金制の価格設定モデルのようにベンダーパートナーの成功が自社の成功である場合は、顧客がより多くの価値を達成し、より多く使用することで、ベンダーはこれらのイノベーションに対して報酬を受けることができます。サブスクリプションベースの契約の再交渉や、追加サブスクリプションのアップセリングは、お客様のニーズと価値よりもベンダーの財務メトリクスを優先させる、過去の時代遅れのモデルです。

従量課金制の価格設定モデルの方が、各ユーザーにとってはるかに費用対効果が高いのです。

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