
Amazon Web Services(AWS)は先日、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)で利用可能な Amazon Linux 2023(AL2023)をリリースしました。そして本日、New Relicは、この新たなLinuxの最新ディストリビューションのサポートを発表します。これにより、Amazon Linux 2と同様に、アプリケーションとインフラストラクチャーを監視できるようになります。AL2023 は Fedora をベースに最新のAWS 機能を搭載しており、New Relic エージェントがそれらをサポートします。New Relicプラットフォーム 全体が Graviton アーキテクチャーを含む AL2023 をサポートしているため、ご心配されるようなギャップは生じません。
注:インフラストラクチャーエージェントのロギングサポートについては、Fluent Bit による対応待ちです。このサポートは近日中におこなわれる予定です。
AL2023 では New Relicプラットフォームによりシームレスなモニタリング体験が提供できるため、アプリケーションとインフラストラクチャーのパフォーマンスを向上させることができると確信するでしょう。Amazon EC2 サービスとインスタンスメトリクスを New Relic のフルスタックオブザーバビリティに組み込むことで、トラブルシューティングのワークフローを迅速化できます。
Amazon EC2 上の AWS のワークロードを監視している新規または既存の New Relic ユーザーで、アップデートされた AL2023 ディストリビューションを利用したいと考えている場合、この Blog の残りの部分で New Relic Infrastructure 監視エージェントをインストールするさまざまな方法についてご紹介しますので、是非ご活用ください。
Amazon Linux 1ユーザーへのお知らせ:AL1 は2020年12月31日に AWS の標準サポートを終了しているため、AL1 をご利用中の方は、Amazon Linux 2 もしくは 2023にアップデートしてください。
ガイド付きインストール
ガイド付きインストールを使用して、New Relic Infrastructure エージェントをコマンドひとつでインストールし、リアルタイムにインスタンスの監視を始めましょう。

New Relicのガイド付きインストールは、エージェントのインストール、アラートとダッシュボードの組み込みを提供し、より高度なインストゥルメンテーション体験を提供します。
60秒でデータ受信を可能にするブートストラップ
1つのインスタンスにエージェントをインストール
New Relic のガイド付きインストールは、Infrastructure 監視エージェントを単一のAmazon EC2インスタンスにデプロイするのに最適です。60秒足らずでデータ受信を開始できます。
複数のインスタンスにエージェントをインストール
New Relic Infrastructure 監視エージェントの大規模デプロイを行いたい場合、もっとも早いのは、インスタンス起動の設定をおこない、AWSで自動実行することです。この方法のメリットは、自動実行により起動時にコンポーネントを追加できることです。
Amazon EC2インスタンスを計測するその他の方法
その他、New Relic Infrastructure 監視エージェントを大規模にデプロイする方法として、以下のようなものがあります。
- Amazon EC2のインスタンスを事前定義し、常にデプロイさせたい追加コンポーネントを含んだ形で Amazon Machine Image (AMI) を事前に構築する
- AWS Control Tower を使用して、ベストプラクティスとガバナンスを設定する
- AWS CloudFormation と AWS Elastic Beanstalk のスクリプトを使用してデプロイメントを自動化する

New Relic Infrastructure監視エージェントがインストゥルメントされたAmazon Linux 2023インスタンス
次のステップ
New Relic アカウントをまだ AWS と統合していない場合は、ガイド付きインストールを使用して、推奨される Amazon CloudWatch Metric Streamsのインテグレーション を実行してください。AWSとの統合により、Amazon CloudWatch のテレメトリデータをNew Relic アカウントにストリーミングし、フルスタックのオブザーバビリティを強化します。この統合により、使用するAWSサービスとクラウドベースのインフラやアプリケーション、エンドユーザーエクスペリエンスを相関させることができます。
次に、New Relic Infrastructure 監視エージェントをAmazon EC2インスタンスにインストールします。New Relicのインフラストラクチャー監視エージェントは、Amazon EC2システムのリソースとホストのプロセスに関するパフォーマンスおよび健全性データを収集します。また、同時にオンホスト統合によって収集されるコアサービスのメトリクスのフォワーダーとして機能します。
さらに、APMエージェントで計測されたアプリケーションを、新しい AL2023 インスタンスにデプロイします。
最後に、Amazon EC2 ホストを New Relic Infrastructure 監視エクスペリエンスで表示します。ここでは、すべてのインフラストラクチャーコンポーネントの可視性を統合し、顧客が影響を受ける前に問題を検出し、インフラストラクチャーやアプリケーションのボトルネックを特定し、問題の影響範囲を定量化し、異常の根本原因を調査することができます。
Top takeaways
詳しくは、Amazon Linux 2023 に関するAWSのブログをご覧ください。
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