
New Relic のインフラストラクチャー モニタリングでは、長期的な傾向を適切に分析するためにInfrastructure Agent によって収集された主要なメトリクスデータを1分毎や1時間毎のトレンドデータへとダウンサンプリングして保持しています。
これまで、ダウンサンプリングデータには、メトリックごとに平均値がだけ含まれていました。
2024年10月から11月にかけて、このダウンサンプリング処理を徐々に拡張し、ゲージ形式を使用するように変更しました。
これにより、ダウンサンプリングデータでmax()、min()、average()の値を区別して取り扱う事ができるようになります。
ダウンサンプリングの利用
Infrastructure Agent によって収集された主要メトリクス(SystemSample
, StorageSample
, NetworkSample
, ProcessSample
)はデータを受信すると自動的にダウンサンプリングされます。
Dashboardなどでチャートを描画する際にRawデータを利用するか、ダウンサンプリングデータを利用するかはチャートで描画する時間範囲によって決定されます。1時間未満のチャートの場合はRawデータが利用されます。
1時間以上の長さのチャートを描画する際にはダウンサンプリングデータが利用されます。ダウンサンプリングの粒度とチャートの長さとの関係はデータ型の保持期間の詳細 のドキュメントをご確認ください。
ダウンサンプリングの拡張
2024年10月末から11月にかけて上記のダウンサンプリングの仕様が拡張されました。
以前はダウンサンプリングデータには平均値のみが格納されていました。今回の拡張によりダウンサンプリングデータが平均値の単一データタイプからgaugeタイプに変更され、データの個数(count)、合計(sum),最小(min)、最大(max)、最新(latest) のデータが格納されるようになりました。
この変更により、NRQLでaverage() だけではなく、max()やmin()の関数も有効に利用出来るようになります。
Dashboardへの影響
今回の変更により、1時間以上の時間範囲を描画したチャートで最大値や最小値を利用した分析が適切に実行頂けるようになります。
長期的なリソース状況をこれまでより的確に分析していただけます。
アラートへの影響
New Relic アラートではダウンサンプリングデータではなく、Rawデータを利用しています。
このため、今回のダウンサンプリングデータの拡張はアラート設定への影響はありません。
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